マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

ミックスは美味しい(素晴らしい)

ジャマイカ産のブルーマウンテンコーヒーが、なんと4割も値上げだそうです。

自然災害などで生産量が激減したとの事。

それにしても4割とは凄い、缶コーヒーなど既製品で、ブルーマウンテンを使っている商品は大打撃でしょう。

私個人としては、ブルーマウンテンは少し酸味が強いので、あまり好みではありません。

どちらかというと、香りとコクのモカ派です。

といっても、あとコーヒーの種類で知っているのは、キリマンジャロくらいですが・・・

コーヒーの味の種類は、大まかに分けて、酸味が強いか弱いか、苦いか甘いか、あっさりかコクが強いかなど、それぞれ特徴があるようですが、結局はブレンドが一番美味しいのかもしれません。

私は、スターバックスなど、コーヒーチェーン店にはあまり行きませんが、行けば注文するのは、決まって「本日のブレンド」です。

理由は「一番安い」からと、「外さない」からです。

そういえば、お米もいろいろと種類がありますが、結局一番美味しいのは、お米のマイスターが調合した、ブレンド米だと聞いたことがあります。

家で作るカレーも、各社様々な固形ルーを販売していますが、一種類よりは、2、3種類を混ぜて作った方が、より美味しいようです。

カレーはスパイスのブレンドがキモですので、各社、価格やユーザーの層など、それぞれのコンセプトに合わせて商品開発をしています。

カレールーをブレンドすることに関しては、メーカーが時間とお金を掛けて、もっとも美味しいと思う調合で開発した商品なのだから、「混ぜずにそれだけを使うべきだ」という意見と、スパイスの種類が多い方が美味しくなるので、「混ぜるべきだ」とする意見とに分かれますが、私は断然「混ぜる派」です。

といいますのも、メーカーの商品開発には、トレンドやターゲット層の好みなどに左右されますし、どうしても予算の都合で、いくらでも好きなだけスパイスを使える訳ではないので、そのメーカーが出せる究極のカレーではないと思うからです。

それぞれの商品は、辛さが売りだったり、子供向けだったり、また、高級志向だったりと様々ですが、最近の商品は、箱に十字グラフで、辛さやスパイシーさを他社の分まで表記している物まであり、ひと目でどんな位置づけの商品か分かる様になっていて、非常に良心的です。

これはもう、「混ぜる参考にして下さい」とも取れます。

料理番組でも、出来るだけこのグラフの対局にある商品を混ぜ合わせると、スパイスの種類が増えて、コクが増すなどとアドバイスしています。

あとミックスで思い出すのが、子供の頃大好きだった「ミックスジュース」があります。

牛乳ベースで、りんごやみかんバナナなどをミキサーで混ぜたもので、昔は関西の喫茶店の定番商品でした(関東のミックスジュースは、フルーツ100%で牛乳が入っていない)

親と喫茶店に入った時は、必ずこのミックスジュースを頼んだのを思い出します。

これもメーカーのフルーツミックス牛乳では、味が薄くて物足りません(価格の都合でしょぼい)

やはり、その場でミキサーにかけた「生」が一番です。

思えばサンドウィッチやハンバーガーなども、このミックス(食事をひと品にした)に属しますし、もっともっと大きな視点で見れば、料理とはどれも素材と調味料のコラボレーション(ミックス)です。

そういえば、人間でもハーフの方が、不思議と美男、美女が多い気がします。

それぞれの長所を持ち寄って、より素晴らしい結果を出す。

ミックスは美味しい(素晴らしい)