マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

コスプレBOX

最近は日本でも、徐々にハロウィンを祝うようになって来ているらしいですが、私はまだ参加したことはありません。

ハロウィンの起源は、先日独立選挙で話題になったイギリスのスコットランド地方に住む人々の先祖、古代ケルト族のお祭りだそうで、基本的にアメリカの民間行事のようす。

本来は縁も、ゆかりもない筈なのですが、クリスチャンでもないのに、毎年クリスマスさえ祝う日本人ですので、そんなことは気にはしないのでしょう。

しかし、起源そのものは、秋祭りの収穫祭のようなものなので、あながち関係ないこともないのかもしれません。

それにこの時期は、特に大きなイベントや行事も無いので、商業的にも、お祭り騒ぎの口実にも、ちょうど良いかもしれません。

そういえば去年、家の近所で仮想した人を何人か見かけましたので、今年もまたどこかで見かけるかもしれません。

今後もクリスマスほど普及することはないでしょうが、企業などに意図的に仕掛けられているせいもあるでしょうし、毎年少しづつ、じわじわ来ている感じがします。

日本人はコスプレが好きなので、その点でも受け入れられやすいのかもしれません。

豊臣秀吉が、唐入り(朝鮮出兵)の際、名護屋本陣の兵士たちの慰労と退屈しのぎのために、大名達で仮装パーティーを催したのは有名ですし、最近ではアニメやゲームキャラのコスプレをする人が、増えているようです。

日本人は凝り性なので、どれもクオリティが高く、海外のコスプレイヤーよりもずっとリアル(?)なようです。

キャラクターに成りきることで、ストレス解消にもなるでしょうし、変身願望を満たし、顔が分からないコスチュームの場合は、思い切ったことも出来るので、楽しそうです。

本場のアメリカや、古代ケルトの起源からは、かなり主旨が違ってきている様ですが、楽しければ、それはそれでいいのかもしれません。

考えてもみれば、カラオケも一種の変身願望の現れかもしれません。

歌を聴くだけでは飽き足らず、自分自身もその歌手や世界観にハマりたい(成りきりたい)という現れでしょうし、大声で騒ぐことによって、簡単に非日常を味わうことが出来るからです。

しかし、コスプレは準備が大変ですし、カラオケのようなお手軽さがありません。

そこで思いついたのですが、カラオケBOXならぬ「コスプレBOX」を作れば繁盛するかもしれません。

様々な衣装をカラオケBOXのように、時間で利用出来れば面白いと思います。

そこに行けば、お祭りや、イベントでなくとも、いつでも友人どうしてコスプレが出来る。

ひとりカラオケもあるくらいなので、ひとりコスプレでもいいでしょう。

鏡張りの個室で、気兼ねなく好きな衣装を選んで撮影したり、お酒も楽しめれば、結構流行るかもしれません。

衛生面やサイズの問題などもあり、カラオケの様なお手軽さは、ちょっと難しいかもしれませんが、もし実現すれば、面白いビジネスになるかもしれません。