マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

別の次元

ミスタープロレス」こと天龍源一郎さんが、現役を引退されるそうです。

「なんだか懐かしい名前だな」と思いましたが、まだ現役だったことに驚きました。

御年65歳とのこと。

他にこの年齢までできるプロスポーツは、他にはプロゴルフくらいしか思い浮かびません。

そういう意味では、息の長い、長く稼げるスポーツだと言えます。

とはいっても、ゴルフと違い、プロレスは一応、格闘技(?)ですので、よくもまあこれだけ続けられるものだと感心します。

私はプロレスファンではありませんが、天龍さんのお名前くらいは知っています。

子供の頃の、故・ジャイアント馬場氏の全日本プロレスアントニオ猪木氏の新日本プロレス時代を覚えていますので、そのころから未だ現役だったことを考えると感心します。

しかしプロレスは、いわゆる「プロレス」だからこそ、この年齢まで現役が可能なのでしょう。

昔、もうお亡くなりになりましたが、「ミスター珍」というプロレスラーが、当時の現役最高齢(60歳過ぎくらい)で試合をし、話題になったことを思い出します。

しかも、人工透析が必要な重度の糖尿病で、セコンドに明らかに偽物だと思われる若い女性看護師が付き添い、病院内で打ちながら歩く患者用のキャスター付の点滴を転がしながら(いわゆるネタとして)入場していたのを覚えています。

それにくらべると天龍氏は、余程しっかりされていると予想しますので、今の60代は若いし、健康寿命は延ているのだと思います。

そこで思いだすのが、ハリウッドのアクションスター、シルベスター・スタローン氏です。

彼も御年68歳ですし、近年は「エクスペンダブルズ」のシリーズなどでも、まだまだ現役です。

身体つきを見ても本気でトレーニングを続けているのが分かりますし、同世代のシュワちゃんに比べても、若々しく見える気がします(もちろん2人とも若いですが)

彼らを見ていると、人間のこれまでとは別の次元にチャレンジしている様に見えます。

肉体派ではありませんが、多くのロックミュージシャン達が高齢化しても「生涯現役」で頑張っています。

あの「KISS」が、日本のアイドルグループ「ももクロ」とコラボしているのを見て、大きなショックを受けました(世の中何が起こるか分かりません)

初めに書いたプロゴルファーにしても、もうお亡くなりになりましたが、杉原輝雄プロも、がんと闘いながらも生涯現役でした。

近年、昭和の俳優や声優など、名優たちが亡くなられていますが、彼らの多くが生涯現役でしたし、どのジャンルにおいても常にチャレンジする姿は「かっこいい」と思います。