マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

偉大なエネルギー

三月になりました。

でもまだ寒い。

おまけに雨まで降っています。

あとひと月もすれば、さくらが咲きます。

もう少しの辛抱です(と自分にいい聞かせています)

先程「ど根性ガエル」の作者は今、という記事を見ました。

原作は漫画ですが、私が子供の頃よく見たアニメです(72年にアニメ化)

夏休みや、春休みなど、私が小学生だった頃は、朝の9時~11時くらいまでは毎日アニメの再放送を、3・4本連続で放送していました。

それを見てから、午後から遊びに行く毎日です。

平日の夕方でも、4時~6時くらいまでは、子供の時間で、ウルトラマンシリーズなど、特撮やアニメの再放送の枠がありました。

私が子供だった頃の思い出の「いち風景」であり、今思えば、恵まれていたなと思います。

ですが、いつのまにかそれも無くなり、一時期アニメは、テレビ東京系列か深夜しか放送されなくなりました。

しかし、近年また放送枠が増えました。

それはともかく、「ど根性ガエル」といえば、主人公のヒロシとピョン吉、寿司屋の梅さん、何かと言えば「教師生活25年」といって泣き出す、町田先生などが思い出されます。

「ど根性」や「人情」など、70年代の雰囲気がとても伝わってくる作品です。

作者の吉沢やすみさんは、なんとまだ65歳だそうで、当時はまだ20代前半だったようです。

鳥山明さんが今年で還暦なので、そんなに世代的には違いません。

鳥山さんと違い、吉沢さんは「ど根性ガエル」を超える作品には恵まれなかったそうですが、それでも版権で、いまだに収入があるそうなので、羨ましい限りです。

一発屋」というのは失礼ですが、凄いことだと思いますし、そう考えると、「ワンピース」の尾田栄一郎さんや、「ジョジョ荒木飛呂彦さんは、ひたすら同じ作品を書き続け、しかも売れ続けているので、もっと凄いと思いました。

45年連載している「ゴルゴ13」のさいとう・たかを氏(78)なんて、生きている「レジェンド」です(さいとう氏本人は、ほとんどキャラクターの「眼」しか書かないそうですが、それでも凄いと思います)

そのゴルゴ13も、初めはたった10話で終わる予定だったそうなので、世の中分からないものです。

なにもない所から、なにかを創造するというのは、本当に偉大な事だと思います。

多くの人に感動や夢を与え、よい思い出も提供してくれますし、そのコンテンツが後々継続して、ひとびとに娯楽や仕事を与え、沢山の商品や利益をもたらします。

これは、「偉大なエネルギー」だと思います。