マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

ひとは自分勝手なもの

今朝、庭のオリーブの鉢植えに水やりをしていると、すぐ近くの壁になにやら茶色の物体が止まっている事に気が付きました。

よく見ると、それはスズメガで、しかも、つがいなのか交尾中でした。

これをそのままにしておくと、確実に卵をオリーブに産み付けられ、その後は去年の様に、大量の青虫が発生してしまうのが、もう目に見えるので、非常に申し訳ないですが、二匹ともその場でお亡くなりになって頂きました。

上手に捕まえて、どこか遠くに持っていくことも出来たかもしれませんが、また戻ってこられて卵を産み付けられてもも困りますで(スズメガの幼虫はオリーブが大好物)、私はたとえ虫でも殺生は嫌なのですが、逝って頂きました。

交尾中だったので、まさしく「イキ」ながら「逝った」と言ったところでしょうか(合掌)

私の中の勝手なルールで、食べるために釣りやハンティングでの殺生はOK、同じく食べるための食材としての調理のためなどもです。

あと、これは自分に危害を加える存在にも適応されます。

蚊ぐらいは、あまり刺されない体質なのもあって、なるべく殺さない様にしてはいます。

しかし、たとえ直接危害が加えられない存在でも、ゴキブリなどのいわゆる害虫は、見逃せませんし、やはり嫌悪感があります。

今回のスズメガは、以前は気にもしない存在でした(たぶん家にいても捕まえて逃がしたはずですが)

今は大事なオリーブに危害を加える存在なので、ゴキブリと同じ様な嫌悪感がありました。

私は、少し自分勝手だなと思いました。

自分のその場の物差しで、ルールを変えてしまうのですから、所詮は自己満足です。

日本人が、イルカやクジラを獲って食べることに批判的なひとびともいますが、あれもその人たちの勝手な物差しです。

なんだかんだきれいごと言ったって、動物は他者を殺して生きているのが現実です(たとえ草食でも植物「生き物」を食べています)

殺す殺さないは別にしても、みんな行動は自分勝手です。

だからといって、思春期の子供の様に、「みんな嫌いだ~」みたいには思いませんが、出来るだけ他人の勝手や、わがままにに付き合わないで済む人生にしたいとは、常々思っています。

その為には、知恵や力、地位や財力、コミュニケーション能力など、ありとあらゆるものを駆使しなければなりません。

といっても、そのどれも持ってない、しかも努力嫌いの私には、難しい命題です。

心の弱い私は、宝くじでも当たって、悠々自適な生活が出来たらなとか、すぐ妄想してしまいます。

物理的、金銭的にはなかなか実現が難しくても、心は自由になれますので、考え方次第な所もありますし、そちらもチャレンジしますが、それも現実的には難しいものです。

「もっと楽になりたい」「もっと自由になりたい」そんなことばかり考えて今日も生きています。