望まなくとも
毎日、暑い日が続いています。
気が付けば、今日で7月も終わりです。
しかし、今年はまだ私自身は、酷暑といった感じの暑さは経験していません。
もしかして冷夏なのかなとも思いますが、思えば昼間はあまり外に出ないので、それだけのことかもしれません。
自分の身の回りの情報だけで物事を判断すると、大きな間違いを犯すこともあります。
例えば、今話題の安保法案で、「徴兵制になって戦争になる」と騒いでいる人は、自分の狭い見識やイメージだけで判断していると思います。
もっとしっかり現状や歴史など、情報をしっかり集めて分析し、判断すれば見えてくるものもあるはずなのに。
TPPにしても、日本の農業が潰れると騒いでいますが、日本の農作物は世界一美味しいと評価される物がたくさんあり、やりようによっては、日本の輸出産業として十分期待できます。
世界中で、これだけ和食が受け入れられている訳ですし、日本が将来、髙い技術をいかして農作物の輸出国に十分なりえると思います。
もちろん、衰退する産業もあるでしょうが、私に言わせれば、既得権益にしがみついて商売するしか能がない企業なんて潰れればいいと思っています(少々過激ですが)
貿易の自由化は、必ずしもデメリットばかりとは思えません。
性格もあるのでしょう。
私なんて、新しいこと、よりフェアな社会が実現するなら、基本的には何でも大賛成なのですが、そういったことに拒否反応をしてしまうひともいるのは確かです。
既得権益にどっぷり浸かっている立場であれば、反対するのは仕方がないとは思います。
他にも守るものがあったりすれば、なおさらでしょう。
そう考えると、単に性格だけでは説明できない部分もあります。
私などは学歴も誇るべきキャリアも無く、独身で、まともな資産もありませんので、よけいに改革路線に賛成してしまうのかもしれません。
今の若い世代は、多かれ少なかれ、そう考えている人が多いと思いますので、これも必然なのでしょう。
そこには、長い不景気や世代間の格差などに対する不満もあるでしょう。
既得権が破壊されれば、それだけ新たなチャンスが巡ってくるかもしれません。
望むと望まざるとにかかわらず、世の中は、常に新たな局面に向かって動き続けています。