姓名判断
いつの間にやら、もう9月です。
日も、だんだん短くなって来ています。
朝晩は、だいぶ涼しくなりました。
先月29日、兄夫婦に、第二子が誕生しました。
今度もまた男だったので、親戚を含め、よほどうちの家系は強い男系なのでしょう(奥さんは女系でしたが)
私が、甥の「弟くん」と対面するのは、帰省する次の正月なので、少し先ですが今から楽しみです。
今回兄は、またまた名づけにはこだわったらしく、画数なども前回の長男を抜群にしてしまったため、その点も留意せねばならず、随分と悩んだようです。
その甲斐あってか、今回も非常に良い名前だったので、とても良かったと思います。
兄いわく、「いずれ本人に ”名前の意味付けを伝える事”が大事」とのこと。
「字画が良いから僕は運がいい、僕のこの字はこんな意味がある、僕にはこんな運命が
ある」などと、本人がいい意味で利用する、暗示に掛かるのも狙いだとか。
結果、少しでも人生の補助になる的な意味があれば、付けた親としては本望だとも。
ちなみに、私も兄も総画31画で、画数だけは大吉で抜群です(甥兄弟はいずれも41画でこれも大吉)
姓名判断では、総画数だけよくも、地格(画)や外格(画)など他が悪ければ、悪影響が出るとも言われます。
しかし、その点も完璧に、どこをとっても「吉」になる様に、二人とも設定するこだわりようです。
この点でも、私も兄の画数も完璧です。
これは、私たち兄弟を名づけてくれた、今は亡き伯父さんのお蔭です。
伯父は、姓名判断が趣味だったらしく、とてもありがたいことでした。
兄のこだわりは、自分の画数が良いだけに、子供にもという思いが強く出たのでしょう。
画数なんて、気にしなければ、まったく気にならないものでしょうが、画数ひとつで自信に繋がるなら、おおいに結構な話です。
しかし、結局は本人の努力しだいですし、兄も「名付け+実践(教育)」が一番大事だと申しておりましたので、その通りだと思います。
名前には不思議な力(魂)が宿ると思いますし、生涯そのひとそのものを表す記号ですので、それを父から子へ思いを込めて送ることは、とても素晴らしいことだと思います。
その素晴らしい作業を、全部兄(私からすると伯父さん)任せにした、うちの亡き親父は、ちょっと手抜き過ぎじゃないかと思ってしまいます。
だからこそ、自分達は抜群の画数であるわけなので、少し複雑な気持ちですが。
ひとは自分勝手なもの
今朝、庭のオリーブの鉢植えに水やりをしていると、すぐ近くの壁になにやら茶色の物体が止まっている事に気が付きました。
よく見ると、それはスズメガで、しかも、つがいなのか交尾中でした。
これをそのままにしておくと、確実に卵をオリーブに産み付けられ、その後は去年の様に、大量の青虫が発生してしまうのが、もう目に見えるので、非常に申し訳ないですが、二匹ともその場でお亡くなりになって頂きました。
上手に捕まえて、どこか遠くに持っていくことも出来たかもしれませんが、また戻ってこられて卵を産み付けられてもも困りますで(スズメガの幼虫はオリーブが大好物)、私はたとえ虫でも殺生は嫌なのですが、逝って頂きました。
交尾中だったので、まさしく「イキ」ながら「逝った」と言ったところでしょうか(合掌)
私の中の勝手なルールで、食べるために釣りやハンティングでの殺生はOK、同じく食べるための食材としての調理のためなどもです。
あと、これは自分に危害を加える存在にも適応されます。
蚊ぐらいは、あまり刺されない体質なのもあって、なるべく殺さない様にしてはいます。
しかし、たとえ直接危害が加えられない存在でも、ゴキブリなどのいわゆる害虫は、見逃せませんし、やはり嫌悪感があります。
今回のスズメガは、以前は気にもしない存在でした(たぶん家にいても捕まえて逃がしたはずですが)
今は大事なオリーブに危害を加える存在なので、ゴキブリと同じ様な嫌悪感がありました。
私は、少し自分勝手だなと思いました。
自分のその場の物差しで、ルールを変えてしまうのですから、所詮は自己満足です。
日本人が、イルカやクジラを獲って食べることに批判的なひとびともいますが、あれもその人たちの勝手な物差しです。
なんだかんだきれいごと言ったって、動物は他者を殺して生きているのが現実です(たとえ草食でも植物「生き物」を食べています)
殺す殺さないは別にしても、みんな行動は自分勝手です。
だからといって、思春期の子供の様に、「みんな嫌いだ~」みたいには思いませんが、出来るだけ他人の勝手や、わがままにに付き合わないで済む人生にしたいとは、常々思っています。
その為には、知恵や力、地位や財力、コミュニケーション能力など、ありとあらゆるものを駆使しなければなりません。
といっても、そのどれも持ってない、しかも努力嫌いの私には、難しい命題です。
心の弱い私は、宝くじでも当たって、悠々自適な生活が出来たらなとか、すぐ妄想してしまいます。
物理的、金銭的にはなかなか実現が難しくても、心は自由になれますので、考え方次第な所もありますし、そちらもチャレンジしますが、それも現実的には難しいものです。
「もっと楽になりたい」「もっと自由になりたい」そんなことばかり考えて今日も生きています。
タダより高いものはない
この前、パソコンの画面上で、今ならWindows10が無料で入手できると、しきりにお誘いがあるので、少し怪しみながらも無料という言葉に負けて、勢いでダウンロードしてしまいました。
天下のマイクロソフト社ともなれば、それでも十分なにかの利益に繋がるだろうと(まったく根拠はありませんが)、思い込むことにして自分を納得させました。
ちなみに今使っているノートパソコンは、2011年版でWindows7が入っています。
ダウンロードが終了し、トップに出た画面は、とてもシンプルで(というより物足りないくらい)、以前よりパワーアップした感はありませんでした。
しかもアプリが使えてなんちゃらと書いてあるので、スマホすら全然使いこなせていない私にとっては、「こりゃあかん」という印象でした。
それでも仕方ないので、ためしてみると、画面のスクロールが、以前に比べどうもスムーズに行きません。
何となく画像は綺麗になった感はあるのですが、それも気のせいかもと思いつつ、そのうち慣れるだろうと思っていました。
そしてYouTubeで動画を見ようとして試したところ、まったく再生されません。
最初は動画サイトの問題かと思っていたのですが、どれもこれまったく見られません。
何回か再起動してみてもダメでした。
調べてみると、Windows10に変えて動画が見られなくなったという書き込みを複数見つけましたので、これだと思いました。
対処法としては、元に戻す(Windows7に戻す)しかないと分かり、しかもWindows10は、無料ダウンロードから一ヶ月以内までしかその作業が出来ないとわかり、あわてて元に戻すことにしました。
型の古いパソコンではだめなのでしょうか、その辺りは分かりませんが、元に戻す時、最後にアンケート画面が現れ、元に戻す理由を聞かれました。
そこに、スクロールと動画の不備を書き込み、実行ボタンで終了。
元に戻してからは、動画は以前の様に見られます。
それにしても、実験台にされたような気分です。
無料なので文句は言えませんが、「タダより高いものはない」といったところでしょうか。
これで、さまざまなデータが得られるのですから、なかなか上手な商品開発手段ですし、十分利益に繋がっています。
意識低い系
中国の天津で13日の午前零時半ごろ、大爆発が起こりました。
最初ネットで動画を見たのですが、本当に大爆発だったので驚きました。
しばらくして、遠くで見ているはずの動画撮影者のもとに衝撃波が来ていましたし、爆発の威力はとんでもないと感じました。
テロのかもしれないとも思いました。
時間が経ち、詳細が分かって来ると、化学物質の倉庫で火災があり、その消火活動中に、消防隊が水をかけてはいけない物質に水をかけてしまったため、二次災害として、大爆発を起こしたとのこと。
原因は調査中とのことですが、これが事実ならなんともお粗末なお話です。
中国は何でも爆発すると、揶揄されていますが、今回のケースはしゃれになりません。
上空からの映像では、やまずみされたコンテナが、くずれるだけならまだしも、多くがへちゃげていましたし、10km先の建物まで被害が及んでいたのを見たときは、爆発というのは本当に恐ろしいし、爆風や衝撃波でも十分殺傷能力があることが理解出来ました。
被害の様子は、阪神大震災や、東日本大震災などにも匹敵するインパクトのある映像です。
死者は50人ほどで、負傷者は700人以上だそうですが、これもまだ増えそうです。
中国は、なんでもずさんなイメージですが、それが一番怖い形ででてしまったケースだと思います。
さすがに人の命にかかわることは、それではいかんと思うのですが、お国柄はなかなか強力です。
しかし、調べてみると、我が国を初め、大爆発事故は歴史上物凄い数が起こっており、今回の天津のケースよりも悲惨な事故は沢山起こっています。
※詳しくは、ウィキペディア「人によって引き起こされた核爆発以外の大爆発一覧」参照
これをみると、決して「中国だから」などとはいえません。
しかし、多くは第二次大戦中や、その数年以内に起きているし、近年ではそこまで甚大な被害は出ていないので、危険物の取り扱いの意識が変わって来た証拠かも知れません。
小規模なものは、国内の工場などで今でも起こっていますし、意識の問題なのでしょう。
意識高い系とかよく耳にしますが、こういった事故をお起こすのは、逆に意識低い系といったところでしょうか。
正しい知識や、想像力を働かせる力を身に着けるのは、なにごとも教育次第だと思います。
亡くなった方や被害に遭われた方は、本当に気の毒ですし、こういった事故を教訓に中国社会の意識が高まってくれれば、ありがたいと思うのですが。
文化の力
酷暑です。
さすがに35度を超えると、夏が好きな私でも応えます。
これは危険な暑さです。
この前、夕涼みにと真夜中、近所の大きな公園にいきましたが、ぜんぜん涼しくありませんでした。
しかし、ひとは沢山集まっていました。
みんな考える事は、似ているのかもしれません。
昨日は広島の原爆投下、70周年でした。
この原爆投下に対するアメリカ人の意識に、少し変化が起こり始めている様です。
アンケートをとったところ、全体では相変わらず原爆投下は正しかったと答えた人が多かったそうですが、30歳以下の若年層に関してのみは、間違っていたと答えたひとが、正しいを上回ったそうです。
少しずつでも変化が見られるのは、素晴らしいことです。
あれはどうかんがえても、民間人を狙った無差別殺人であり、戦争犯罪だからです。
正しいと答えた人の論理はいつも、「あれで日本が降伏した」「本土上陸をしなかったために、アメリカの若者の命が救われた」というものですが、実際には日本は和平交渉に向け、ソ連を仲介役として動いていましたし、アメリカ側でも、天皇制の維持を保証すれば日本が降伏するであろうことは、十分把握していました。
この日本が降伏する辺りは、今公開されている映画「日本のいちばん長い日」に、詳細が描かれているので、お勧めです。
私は以前、古い方の1967年版は、見たことがありますが、とてもいい映画でした。
新作のリメイク版も、なかなか期待出来そうなので、見てみたいです。
それはともかく、原爆を落とすにしても、純粋な軍事目標や、無人島など、威力が十分わかる様に見せつけさえすれば、それだけでよかったはずです。
広島と長崎では、ウラン型とプルトニウム型とそれぞれ違うタイプを落としていますので、これは人体実験だったといわれても仕方がないと思います。
それにしても日本人は淡泊な性質だと思います。
戦後教育が徹底していたのもあるでしょうが、日本国内では、いままでこれが戦争犯罪だと騒ぐ声は、あまり聞かれませんでした。
それどころか落とされた側なのに、非核三原則をもって、不戦の誓いをさせられているのですから、見ようによっては言葉は悪いですが、滑稽とも思えます(日本の核武装に関して私は反対ですが、いつでも開発できる能力は持っておくべきだとは思います)
どこかの国にように、「謝罪と賠償を要求する」などとは思いませんが、アメリカ人の意識の変を歓迎します。
思えば今のアメリカの若者は、日本のアニメやゲームで育っていますので、日本に対するイメージが好意的になっていることとも無関係ではないでしょう。
我々が、ハリウッドムービーや、音楽などで、アメリカに対する憧れを持ったきもちと同じなのかもしれません。
文化の力は、偉大です。
そういえば、子供の頃、アニメで「超時空要塞マクロス」という作品がありましたが、侵略してきた異星人が、地球のアイドルの歌や文化に感化され、最後には戦いを止め、お互いの相互理解に繋がるといったテーマでしたので、まるで今日の日米関係の様でもあり、今にして思えば、素晴らしい偉大な作品だったと感じます。
望まなくとも
毎日、暑い日が続いています。
気が付けば、今日で7月も終わりです。
しかし、今年はまだ私自身は、酷暑といった感じの暑さは経験していません。
もしかして冷夏なのかなとも思いますが、思えば昼間はあまり外に出ないので、それだけのことかもしれません。
自分の身の回りの情報だけで物事を判断すると、大きな間違いを犯すこともあります。
例えば、今話題の安保法案で、「徴兵制になって戦争になる」と騒いでいる人は、自分の狭い見識やイメージだけで判断していると思います。
もっとしっかり現状や歴史など、情報をしっかり集めて分析し、判断すれば見えてくるものもあるはずなのに。
TPPにしても、日本の農業が潰れると騒いでいますが、日本の農作物は世界一美味しいと評価される物がたくさんあり、やりようによっては、日本の輸出産業として十分期待できます。
世界中で、これだけ和食が受け入れられている訳ですし、日本が将来、髙い技術をいかして農作物の輸出国に十分なりえると思います。
もちろん、衰退する産業もあるでしょうが、私に言わせれば、既得権益にしがみついて商売するしか能がない企業なんて潰れればいいと思っています(少々過激ですが)
貿易の自由化は、必ずしもデメリットばかりとは思えません。
性格もあるのでしょう。
私なんて、新しいこと、よりフェアな社会が実現するなら、基本的には何でも大賛成なのですが、そういったことに拒否反応をしてしまうひともいるのは確かです。
既得権益にどっぷり浸かっている立場であれば、反対するのは仕方がないとは思います。
他にも守るものがあったりすれば、なおさらでしょう。
そう考えると、単に性格だけでは説明できない部分もあります。
私などは学歴も誇るべきキャリアも無く、独身で、まともな資産もありませんので、よけいに改革路線に賛成してしまうのかもしれません。
今の若い世代は、多かれ少なかれ、そう考えている人が多いと思いますので、これも必然なのでしょう。
そこには、長い不景気や世代間の格差などに対する不満もあるでしょう。
既得権が破壊されれば、それだけ新たなチャンスが巡ってくるかもしれません。
望むと望まざるとにかかわらず、世の中は、常に新たな局面に向かって動き続けています。
安定かチャレンジか
ホリエモンこと、堀江貴文さんが、「東芝の粉飾決算は逮捕されず、ライブドアだけが逮捕されるのはおかしい。」とコメントされているそうですが、気持ちは分かる気がします。
早いもので、ライブドア事件からもう10年(堀江氏逮捕が2006年1月)です。
もうそんなに前なのかと、正直驚きました。
日本のビルゲイツなどとも言われ、当時テレビでもてはやされ、2005年の郵政解散選挙にも出馬しました(結果は亀井静香氏に敗北)
この方の比較的強い調子のコメントは、もう定番化した堀江節ともいえるものですが、10年前の若い頃ならいざしらず、収監もされ、40代になった今でも昔とまったく同じ調子なので、成長してるのかなと、余計なお世話ですが疑問に感じます。
それはともかく、今回の意見にはまったく同意です。
しかし、東芝の様な日本を代表する企業でも、勝ち続けるのは難しい。
JALの破綻が6年前、カネボウもそうですが、大企業はつぶれませんし、国が税金を使ってでも助けてくれます。
なんと羨ましい限りでしょう。
中小零細企業は、誰も助けてくれませんし、失敗したらそれで終了です。
なんとも不公平な話ですが、それも大企業の大きなメリットのひとつなのかもしれません。
そう考えると、みんな血眼になって、大会社に就職したがるのも分かります。
もう10年以上前、当時人気番組だった「マネーの虎」で、ふんぞり返っていた社長さん方も、今では転落されたひとが多いと聞きます。
逆に出資を受けた人の中に、大成功したひともいるとか。
その人も、これからもずっと勝ち続けるのは難しいでしょう。
それでもチャレンジする人は、後を絶ちません。
サラリーマンに向かないひとや、やりたいことがあるひと、一攫千金を目指しすひとなど、動機はさまざまですが、一度チャレンジしてしまうと、もう二度とサラリーマンには戻れません。
もちろん戻る人もいますが、大抵はまたなにかやってやろうと考えているはずです。
経営者は、一度やると止められないなどと言う人もいますが、私も失敗してもまた何かチャレンジしたくなると思います。
これはある種の病気かもしれません。
まかり間違えば、国が税金を投入してくれる程の存在になる可能性もあるのですから。