いつのまにか
昨日、久しぶりに阪神の試合をTVで見ました。
少なくとも、今年初めてです。
約5年前に関東に来て以来、なかなか阪神の試合は放送されませんし、そもそも野球に関心が薄いので、見る機会もありません。
鳥谷や新井、能見などは、以前もぎりぎり見ていましたが、それ以外の選手は、馴染みがありません。
随分と世代交代したものです。
金本もいませんし、藤川もメジャーに行ってしまいました。
マートンが凄いと噂では知っていましたが、ちゃんとプレーしているのを見るのは、はじめてかもしれません。
バースの再来などと言われるくらい活躍している選手ですが、結構地味なので、イマイチ印象が薄いです。
見ていて一番変わったと思ったのが、あの和田さんが、監督をしているという事実です。
90年代に、いぶし銀といわれ活躍した渋めの選手ですが、なんだか時代の流れを感じます。
以前の岡田監督や真弓監督は、そのひと世代前なので、まだなんとなく分かるのですが、和田さんは最近まで選手だったイメージがあるので感慨深いです。
そしてコーチは、あのトーマス・オマリー氏です。
なかなかユーモアのあるひとですが、なんだかんだで阪神にいます。
それにしても、老けました。
現役時代は、いかにもヤンキー(アメリカ人)といった感じの、やんちゃなイメージでしたが、昨日見た容貌は、アメリカ人のおやっさんそのものです。
まだ53歳なのに、なぜでしょうか。
かつての同僚の和田監督も52歳で同世代ですが、まだそこまで老けていません。
というよりも、和田さんは現役時代から、どちらかというと老け顔でしたので、今もそんなに変わっていません。
アジア人と白人の人種的な違いはあるものの、元アスリートにしては、老け過ぎだと思いました。
現役時代から、少し太めのイメージでしたので、もしかしたら不摂生がたたったのかも知れません。
現役時代と顔も体型もあまり変わらない、和田監督とは対照的でした。
私はどちらかというと、和田さんタイプ(若い頃は老けていた)ですので、見た目はこれからもあまり変わらない気がします。
どちらにせよ、彼らがベンチにいる姿を見て、わたし自身、「歳取ったんだなー」と、思わざるおえませんでした。
私ももうすぐ40歳ですし、同世代の現役アスリートは少なくなって来ました。
そろそろ管理職についたりと、社会的な役割も変わりつつあります。
昨年、独立開業したので、その辺りはまだいいとしても、昔とあまり中身は変わっていない気がするので(持って生まれた性質そのものは、生涯変わらないでしょうが)、「もっと、しっかりせにゃならんな」と思いました。