雪
また雪です。
今年は本当に寒い。
まだ先週の雪が残っているのに、その上から降るなんて初めて見る光景です。
雪国に住んでいる人が信じられません。
私には無理です。
寒いのが苦手なので、本当に感心します。
朝、雪かきしないと外に出られないとか、屋根に登って雪下ろしなど、除雪なんて何の利益にもならない作業(やらないと生活できませんが)に、ただひたすら労力を取られるなんて耐えられません。
それだけに、雪下ろし中の転落事故などで亡くなられる方は、本当に気の毒です。
しかし、雪景色は美しい。
雨が凍っただけ(雨も嫌いではありませんが)なのに、白くて綺麗です。
しんしんと降る雪。
この「しんしんと」が好きです。
日本語表現の素晴らしさだと思います。
窓の外を見ていると、何となく引き込まれるように飽きずに見入ってしまいます。
なぜ雪が降るときは、こんなに静かなのでしょう。
雨の様に音がしませんし、人も車も少なく、全体的に活動する物が減ることと、雪の吸音効果など、そういった物理的な条件からでもありますが、ふんわりと降りてくる視覚効果や、なにか心理的な影響もあるのかもしれません。
しかし雪国の人は、もう見飽きて何のありがたみも感じないといっていました。
それも分かる気がします。
冬の間ずっとは嫌ですが、年1,2回の積雪ならば、この時期の生活にバラエティーをもたらしてくれるので悪くはないです。