マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

氷室さん引退

氷室京介さんが、ライブで引退を宣言されたそうですが、昨日の高田社長に続き、今は大物が退く気持ちになる時期なのでしょうか。

伝説のロックバンドBOØWYの解散から早26年、その後ソロでやってこられましたが、私の中では今でもやっぱりBOØWYのボーカルの氷室さんであり、ギターの布袋さんです。

音楽に興味が無かった私が、初めて熱くなったのがBOØWYでした。

日本人でこんなにかっこいいボーカリストやギタリストがいるなんて、もう当時は衝撃でした。

歌詞の中身や哲学性は、その後に出てくるイエモンにはかないませんが、メロディーのかっこよさやパフォーマンスは、本当に素晴らしいと思います。

私には知識がないので分かりませんが、あれほど日本語をロックのメロディーに乗せてかっこよく歌えるなんて、氷室さんは誰の影響を受けた訳でもない、突然現れた前例のない天才に見えました。

それに当時は、自分たちで楽曲を作って歌う人は珍しく(歌番組は歌手専門の人が主流でした)、こんなかっこよくて、なおかつ自分で曲を作るなんて、信じられないことだと思ったものです。

マスゴミなどと揶揄されて久しいですが、当時ですらテレビを嫌い、一切出ませんでした。

氷室さんは、日本を代表するボーカリストです。

ロックも良いですが、なんといってもバラードが素晴らしい。

あの歌声で、バラードを唄えば天下無敵です。

ASKAが、あんなことになって非常に残念ですが、思えば同世代ですので、ジャンルは違えど、50代はボーカリスト豊作の世代かもしれません。

歌唱力や技術そのものは、今の方が上がって来ているのでしょうが、カリスマ性というか迫力や存在感が、感じられません。

といっても全然今の音楽を聴きませんし、どんなアーティストがいるのかも知りませんので、比較も出来ませんが、やはり上記の二人は別格だと思います。

ポールマッカートニーが、来日しましたが(残念な結果ではありましたが)御年72歳になっても歌い続けるのを見ていると、引退は早すぎる気がしますので、何年か充電されたのち、また帰って来てほしいものです。

流石に今までのライブパフォーマンスではきついでしょうから、今後は私の好きなバラード中心で行かれれば、長く活動出来ると思いますので、スタイルを変えてまた歌声を聞かせて欲しいものです。