マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

秋祭り

太鼓の音が聞こえて来ます。

今日は、地元、不動前にある氷川神社例大祭です。

昨年は雨に降られましたが、今年は良いお天気に恵まれています。

毎年、大きなお神輿と、宮司さんが馬に乗って街を歩かれるそうなので、今年はしっかりと見てみたいです(昨年は、お店の玄関先からチラ見しただけでした)

全国的に、秋祭りのシーズンなのでしょう。

ヤフーニュースでは、岸和田のだんじり祭りの写真がアップされています。

そういえば、むかし住んでいた十三でも、お祭りは地車(だんじり)でした。

岸和田の様に荒っぽい引き方はしませんでしたが、町内ごとに、だんじりが沢山出ていた記憶があります。

全国的に見れば、お神輿の方が圧倒的に多いかもしれませんが、関西ではだんじりが主流なので、こちら(関東)に来てからは、どこもお神輿ばかりなので新鮮です。

岸和田のだんじり祭りは、見たことはありませんが、思い出はあります。

今から10年以上前に勤めていた会社で、毎年この時期になると岸和田出身の人たちが数日仕事を休むのです。

いわゆる「だんじり休暇」です。

有休を使っていますので、会社も文句は言えませんが、あとあと仕事が忙しくなり、しわ寄せが自分に帰って来ます。

それでも彼らは「絶対に休んでいました」

よく笑い話で「仕事と祭りとどっちが大切なんや!?」といわれて、堂々と「祭りに決まってます!」と岸和田人は答えるそうですが、その会社の人も「この時のために生きている」とまで断言していました。

岸和田のだんじり祭りは、全国的に有名になっていたので、彼らの熱狂は分からなくもなかったのですが、それでも他の地域では普通「祭り休暇」なんて考えられないので、なぜそこまでするのか不思議に思ったのを覚えてます。

しかし考えてみれば、リオのカーニバルなどもそうですが、毎年一回、みんなで熱狂するのは気持ちがいいでしょうし、ストレス発散には絶好です。

そんな文化を持っている彼らが、少し羨ましく感じた記憶があります。

昔の日本では、夜這い文化があり、祭りの時期ともなると、無礼講で村中の若い男女が暗闇に消えて行ったなんて話も聞きます。

昔の日本には、一夫多妻制もありましたし、社会的にも貞操観念が今よりもゆるかったそうです。

またそうした習慣が復活すれば、少子化も少しは改善されるかもしれません(笑)

というのは冗談で、少子化の真の原因は、若者の○○離れや、草食化などではなく、賃金や非正規などの雇用不安の問題だと思います。