いつのまにか終わっていた
いつのまにか、巨人が優勝していました。
しかも三連覇だそうです。
「いったいいつの間に」、狐につままれた様な気分です。
思えば今年はプロ野球の試合を、1試合も見ていません。
最近は基本的に、スポーツニュースを見ていないのもありますが、もしかしたらプロ野球のニュース自体も減っているのではないでしょうか。
野球中継は、以前よりも絶対減っているはずです。
それと、本当に1年が早い。
関西を離れて5年、サンテレビ(兵庫県の地方局で阪神の試合は、ほぼ試合終了まで中継)が見られなくなって、阪神の試合もめっきり見なくなりましたし、たとえ試合を見なくてもラジオ、TV共に関西のメディアでは、なにかと阪神の情報が入って来ていましたが、今はそれも無くなりました。
下手をすると「まだやってたんか」くらいの感覚です。
昨日も書きましたが、情報が入らないとそれは「ない事」と同じになります。
面白い物で、私の中では、プロ野球も阪神の試合も「ない事」と同義語になっていました。
ときどき関西以外のひとで、阪神ファンがいらっしゃいますが、ほとんどメディアで取り上げられないのに、情報も無くどうやってファンでいられるのか不思議でした。
私の場合は、とても阪神ファンというレベルではありませんが、一応ひいきにしているのは、親の影響と、地元だから、そして情報が自然と入ってくるからというだけです。
そういえば昔、阪神が負けると不機嫌になる教師がいて、あれは大変迷惑でした。
子どもたちの方でも良く知っていて、「昨日は負けたから説教が長かった」などといっていました。
「いい大人がなんだ」と思ったものです。
うちの親はそこまでではありませんでしたが、友人の親ではそういう人もいた様です。
それなら「わざわざ不機嫌になりやすい、弱いチームを応援するなよ」と思ったものです。
「強いチームを応援する」これも、ストレスフリーになる方法のひとつです。
そういう意味では、巨人ファンになれば、それは達成されやすいかもしれません。
かといって、そうも簡単に割り切れるものではありませんし、ひいきのチームはなくともアンチ巨人のひとは多いので、簡単にもいかないでしょう。
まあでも日本を代表するプロ野球チームであることは間違いありませんし、関西でも阪神の次にファンが多いのは、実は巨人です。
巨人が強くなければ盛り上がりませんし、私は原監督が好きなので、三連覇は大いに結構ですが、それにしても「阪神もう少し頑張れよ」と思ってしまいます。
しかし、最弱だったころから再生し03、05年はリーグ優勝。
野村、星野、岡田監督の遺伝子は受け継がれ、まだその強さは維持されている様なので、上記3監督には、特に野村克也監督には感謝です。