マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

輪廻転生

いよいよスーパー台風が、上陸しました。

今回の台風は、当初の予想よりもゆっくりなので、二週連続の週末、三連休直撃は避けられました。

しかし、相当勢力が大きいので、被害が少ないことを祈ります。

今回の様なゆっくり移動するタイプは、勢力が次第に弱まる傾向が多く、早く、よくあるパターンの温帯低気圧に、変わってくれることを期待したいです。

フィジー留学時代に、一度とんでもないハリケーンが来て、街路樹をなぎ倒し、ホームステイ先の家の床が、浸水した経験がありますが、あれは終わってからの処理が大変でした。

それと水が入って来たときの、絶望感が凄かったです(あちゃー、来てもーたー、て感じでした)

同じく留学時代に学生寮にいた頃、強盗に自分の部屋のドアをぶち破られた時も、一瞬時間がスローモーションになりました。

他にも事故や大けがの直前、直後、非日常的なトラブルの際は、いつも時間が止まる気がします。

時間経過の感覚は、ひとによって一定ではありません。

それこそ、それが相対性理論なのかもしれません(時間や空間は絶対的な物ではなく、立場によって変わる)

大抵、待ち時間や、退屈で興味のない時間は遅く感じますし、逆に楽しい時間は早い物です。

仕事に追われて、連日、あまり睡眠時間が取れない時などは、感覚としては、さっき寝たばかりなのに、もう朝が来たなんて思うこともしばしばあります(睡眠は質が大切なので、短い時間でもぐっすり眠れることもあり、一概にはいえませんが)

人間、最期の時は、走馬灯の様に一瞬で人生を追体験するなどと言われますが、それも事実なのかもしれません。

もし、走馬灯の様に時間を圧縮して追経験出来るのなら、人の記憶データをダウンロードするように、他人が経験することも可能なはずです。

実際コンピューターネットワークと、脳を直接繋ぐ研究も行われていますので、将来実現するかもしれません。

もしそうなら、何人もの他人の人生を追体験出来るので、何百年も生きた、それこそ神の様な知能や経験を持った、万能な存在になれるかもしれません。

もちろん、クローン技術と同じで、倫理的にゆるされないでしょうが、たとえば、一親等(父母と本人の子供のみ、兄弟は二親等なので不可)にかぎり、それを認めるならば、それこそ完全に、親の経験や意思を受け継いだ人間が誕生します。

もちろんそれも許されませんが、さまざまな失敗やトラブルを避けられるので、効率の良い賢明な人生が送れそうです。

なにより、記憶を受け継げば、実質永遠の命が実現します。

昔、ある芸術家が、「あと百年生きられたら、私の芸術は完成するだろう」という意味の事を言ったそうですが、それも分かる気がします。

私は、なんとなくですが、昔から輪廻転生を、信じていますので、人間は魂の存在だと思っています。

単に効率よく生きる為だけでなく、むしろ失敗を経験するために、生まれて来ていると思いますので、そもそも人生が完璧である必要はないのかもしれません。

しかし、ゲームの様に何回も同じ人生をループしてやり込めるのなら、どんな展開になるかは興味深いです。

物語などで、しばしば記憶を残したまま、自分の過去へタイムスリップする展開がありますが、あれは誰しも一度は考えることがある、人気のあるテーマなのでしょう。

でも、もし輪廻転生があるのならば、本人に自覚が無いだけで、私たちは日々それを実現しているのかもしれません。