ステレオタイプに満ちている
阪神タイガース日本一の夢は、またも潰えました。
やはり、リーグ優勝するチームは強い。
巨人には、たまたま勝っただけで、二匹目のドジョウはいませんでした。
たとえ今回勝ったとしても、リーグ優勝もしていないのに、日本一なんてやはりおかしいと思いますので、これで良かったのかもしれません。
来年はぜひ、リーグ優勝をして堂々と日本シリーズを戦って欲しいものです。
今年の結果は、そこに繋がる良い兆候にして欲しいです。
兆候といえば、最近あまり良い兆候には、お目にかかっておりません。
安倍政権の内閣改造はガタガタで、国会は審議が止まっているし、北朝鮮との拉致被害者救出交渉も良い話は聞こえて来ませんし、増税のお陰で景気が後退しているのに追加で、まだ増税するかもしれないなんて信じられません。
エボラ出血熱の患者数は増え続け、イスラム国の勢力は拡大(私は世界中の民族独立運動そのものは支持しますが、テロリズムは断固反対です)し、相変わらず中国は領空、領海侵犯を繰り返しています。
とかなんとかいっている間に、気が付けば明日からもう11月です。
今年ももうあと2ヶ月。
そろそろ一年の締めくくり、年末商戦が始まり、慌ただしくなって来ます。
いよいよ冬がやって来ますし、寒がりの私はヒートテックが手放せません。
ヒートテックには本当に感謝しています。
私はヒートテックが出る以前から、ラクダシャツやタイツ、パッチ(股引)を使っていましたが、周りの反応は批判的で、風当たりが強かったです。
やれ、年寄り臭いだの、若さが無いだのと散々でしたし、よくネタにされていましたが、それでも寒い物は寒いし、なにより風邪をひきたくないので、構わず着ていました。
ところがヒートテックが出てからは、みんなこぞって利用しています。
それを見て、私の中で小さな勝利を感じています。
大げさに言えば「自分は正しかったんだ」みたいな感覚です。
他にもアニメやゲームなどのサブカルチャーが昔から好きで、「おたく」呼ばわりされたこともありましたが、それもいつしかクールジャパンに変わり、今では多くのひとに支持されています。
関西(人・文化)や大阪(人・文化)も、昔のメディアでの扱いは、物笑いや差別的な表現が多く、とてもひどい、悪意ある偏見に満ちていましたが、それも昨今では随分変わりつつあります(この点はまだまだで、満足はしていませんが)
世界の中の日本(人・文化)も、この点では、似ている気がします。
昔は、日本と言えばフジヤマ・腹切り・ゲイシャガールでしたが、今ではクールジャパンです。
筋トレもそうです。
マッチョはキモいとか筋肉馬鹿、筋トレで作った筋肉は使えないとか、これまで訳のわからない偏見で、批判されて来ましたが、今ではウエイトトレーニングは、全アスリートの必須であり、それどころか万人の健康増進に有効だといわれています。
この世は、とかくステレオタイプに満ち溢れています。
頭の硬い人を説得するのは大変です。
しかし、真面目にひたむきに生きていれば、いずれ必ず評価される時が来る。
これからも、少しづつ自分の愛するものが、正当に評価されるように変わって行くことを願います。