楽しい工作
いきなり「真冬」になりました。
なんだかんだで、まだ12月は暖かいものですが、大寒波到来です。
こう寒いと、また高齢の著名人が亡くなるかもしれません。
しかし、景気的には寒いときにちゃんと寒い、しかもそれが早い段階であればあるほど良いのかもしれません。
ボーナスも出て、年末商戦まっただ中の今、お蔭で暖房や衣料品が売れている可能性も。
増税が先送りされたので、出来る限り景気が良くなってくれる事を祈るばかりです。
昨日サンシャイン水族館に行った記事を書きましたが、水族館を出た後、久しぶりに東急ハンズ池袋店に寄りました。
私が東急ハンズに始めて行ったのは、小学生の頃だったと思います。
当時、江坂に東急ハンズが出来てすぐの頃で、調べてみると昭和58年ですので、もう31年も前です。
珍しい物が沢山売っていて、特に工作シリーズのコーナーが大好きでした。
木の板を組み立てて作る恐竜の模型を、買ってもらったのを覚えています。
先日行った時に、当時とよく似たものがまだ売り場にありましたので、よほどのロングラン商品です。
他にも久しぶりにプラモデルのコーナーも覗きましたが、タミヤ模型のこれまた懐かしい「楽しい工作シリーズ」がまだありました。
この商品は本当によく出来ていて、簡単に組み立てられるし、丈夫で遊べます。
こういった商品が今に残っているのは嬉しい限りですが、今の子供たちは果たして喜ぶのか疑問です。
もしかしたら私の世代が、大人買いしているのかもしれません。
昔はNHK教育(今のEテレ)で、のっぽさんやゴン太君でおなじみの「できるかな」が放送されていました。
あの番組は、創造性があって素晴らしかったです。
なんにせよ、この商品は子供が機械に興味を持つ良いきっかけになると思うので、将来のモノ作りをする人材育成にもなるでしょうし、これからも残って欲しいものです。
そういえば、最近のプラモデルは、初めから色が塗ってあり、組み立てるだけで完成してしまえる様ですが、私はこれには反対です。
確かにこれはありがたいことではありますが、いかにして上手く色が塗れるか、接着面のあとを目立たせなくするかに苦心することこそ、模型作りの醍醐味だと思うので、これなら最初から完成品を買った方が良いかもしれません。
ただでさえ最近の子供たちは、工作なんてしないと思われますので、ホビージャパンに出てくるよう職人芸が、将来失われるかもしれません。
今は3Dプリンターで何でも作れてしまうのも、良し悪しです。
それこそ先日ホーキング博士が、人工知能のリスクに警鐘を鳴らした様に、人間の劣化に繋がるかもしれません。
まあそれはともかく、もし時間が許すのなら、ゆっくりプラモデルでも作って過ごしてみたいです。