マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

お台場

昨日、お台場に行って参りました。

お台場に行くのは、これで二回目です。

前回は、引っ越し直後の開業前に大きなニトリを探していて、一番近くて条件に当てはまりそうなのが、お台場のヴィーナスフォート店だったので、行ってみたのですが、イメージより規模が小さく、思いのほか品ぞろえがイマイチでしたので、結局後日、鶴見店に行くことになった次第でした。

その時、ついでにヴィーナスフォート内を散策した所、「これは素晴らしい」(デートコースに最適)ということになって、目的(ニトリでの買い物)そっちのけで、楽しんで以来です。

その時、フジテレビも見たいなと思ったのですが、少し離れていたのと、さすがに遊んでばかりではだめだと思い、お台場をあとにしました。

なので、今回は最初からフジテレビに行きました。

以前行ったTBSとは違い、ここは完璧に観光名所になっていて、修学旅行生で賑わっていました。

有名な球体展望台にも上りましたが、あいにくのお天気で、あまり見晴らしは良くありませんでした。

ただ勉強になったのが、展望台の望遠鏡の切り替え画面に、江戸時代のお台場の様子を映像で再現したものが用意されていて、それを覗いて初めてお台場の凄さを認識しました。

展望台から湾内を見ると、小さな四角形の埋め立て地(お台場海浜公園)があり、周りが石垣で植林もしてあってあれは何だろうと思っていたのですが、江戸時代の画像で見ると、なんと、あれこそがお台場の「台場」そのものだったのです。

ペリー来航に備え、江戸湾を要塞化するために作られた砲台を設置した場所だからというのが、「台場」の語源だとは知っていましたが、まさか埋めてて地だとは知りませんでした。

てっきり港湾の防波堤沿いに石垣を組んで、大砲を並べた程度だと思っていたので、とても意外でした。

これならどの方向から接近しても、砲撃できるし、十字砲火も可能です(まさに鉄壁の要塞)

当時の江戸幕府が本気で国防を考えていた証拠ですし、当時の日本に、これほどの土木技術があったことに驚かされました。

各地の城塞など、昔のひとが、主に人力だけでどうやって巨大建造物を作ったのか、非常に興味があります。

それと明治維新を描いたメディアのイメージで、どうしても幕府は外国に対して弱腰のイメージしかなかったのですが、これをみるとそうでもないなと思わされます。

思えば鎖国をしていたとはいえ、オランダからはさまざまな情報が入って来ていたし、日本各地では地場産業が栄え、識字率も世界一だったと言われますので、やはり日本人は大したものだと思います。

それと、なんでも現場で実物を見ないと、分からないものだと実感しました。