マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

地震列島

最近、各地で地震が増えています。

地震列島に住んでいるので、仕方がないのですが、それにしても割と大きな地震が起きているので、いろいろと不安になります。

良く聞くのは、南海トラフの巨大地震ですが、富士山の噴火の可能性も良く耳にします。

噴火と言えば昔、鹿児島に行ったその日に桜島の噴火に遭い、ひどい目にあった記憶があります。

灰で視界がまったく利かず、手を伸ばすと自分の手が見えなくなりました。

タオルか何かで鼻と口をふさがないと、呼吸も出来ません。

地面にはまるで雪の様に、見る見るうちに灰が降り積もって行きました。

鹿児島の人は、良くこんなところで住んでいられるなと感心したくらいでしたが、ホテルの人に聞くと、こんな規模の噴火は約7年ぶりだとのこと。

それで納得はしましたが、よくもそんなタイミングで、訪れたものだと自分の運の悪さ(もしくは良さ?)に呆れた記憶があります。

とてものこと、経済活動はおろか、普通の生活が出来る状態ではありません。

そんな中でも地元の人は慣れているのか、自動車も平然と走っているのに驚きました(事故らないか心配でした)

ただ驚いたことに、翌日には何事も無かったかのように、街中綺麗になっていましたし、地面にも屋根にも灰がありませんでした(風で飛ばされたのか、みんなで掃除したのか、今でも不思議です)

そして、真っ青な4月の青空が広がっていました。

昨日噴火したはずの桜島が、本当に綺麗に見えました。

もしも富士山が噴火すれば、首都圏は壊滅的なダメージを受けるといわれています。

数か月も火山灰が降り注ぐとも言われますので、あの鹿児島のたった一晩の記憶からすれば、ぞっとします(とても普通に住める状態ではありません)

小笠原諸島西之島では、未だに火山活動が活発で、新島が拡大し続けているようですし、昨年の御嶽山の噴火などからも、専門家からは日本列島が火山活動期に入ったとの指摘もあります。

ハッキリ言って日本のどこに住もうが、完全に安全な所は無いので、いやなら海外で生活するしかありません。

なんにせよ、災害対策をしっかりやって欲しいのもありますが、もしもの時は、それぞれの地域の団結力で、乗り切るしかありません。

それとやはり、東京への一極集中が危険だと思います。

もしもの時に、日本は深刻なダメージを受けてしまいます。

その為にも、大阪都構想道州制の導入の必要性を感じますし、地方都市が活性化すれば少子化対策にも効果的(人口が増える)だと言われますので、危機管理と経済の両面の観点からも進めていって欲しいものです。