中国バブル崩壊
ブランチャードIMF(国際通貨基金)調査局長が、「中国株式市場のバブルは崩壊した」と発表しました。
今年は、日本のバブル崩壊から25年後に当たります。
今後、中国経済がどのような動きを見せるのか、非常に興味があります。
日本は、基礎体力(国民資産や技術力)があったため、20年も失われた時代を生きることが出来ましたが、中国にはとてもその力はないでしょうから、それこそ、一党独裁の共産党政権崩壊の原因になる可能性も十分あります(もちろん今すぐではないでしょうが)
ソ連崩壊が91年でしたので24年前、共産主義の本家が失敗したのに、その後よくこれだけ長く続いた物です。
多くの中国人民にとってバブル崩壊は、悲しいニュースでしょうが、歴史的に見れば経済の中心が、東南アジアや南アジアに移っていく大きな転換期なのでしょう。
少子高齢化は、中国でも深刻な問題らしいですし、人口が多いので、日本の様に移民政策論が出ることはないでしょうが、どう克服していくのか注目です。
チベットや、ウイグルなどの民族問題も抱えていますし、それな状況を考えると、日本人で良かったなと、つくづく思います。
この前、親戚の葬儀で、久しぶりにたくさんの親族に会いましたが、私の親の世代(90~70代)は皆一様に、商売などで成功した人が多く、サラリーマンや公務員だったひとも、いい時代を過ごされてきたことが分かります。
それにくらべ、その子供たちである、いとこ世代(60~40代)は、昔はよかったものの今現在絶好調なひとは少なかったです。
またその子供世代(30代以下)は、若いのに淡泊でとても堅実な印象でした。
それぞれの世代で、まったく違う印象を受けます。
自分たちの親世代が、その下の世代に比べて、正直それほど優秀だとは思えません。
みんなそれぞれに、頑張っている(来た)という印象です。
それこそ、時代の影響なのでしょう。
松下幸之助さんや本田宗一郎さんを現代に連れて来たとして、今の状況で同じ成功を出来るかどうかは疑問です(もちろん優秀な結果は出されるでしょうが)
すべて世の中や、政治せいにしてはいけませんが、所詮個人の力はちっぽけな物だと思わざる負えません。
先の事を考えすぎても仕方がない。
もちろん考えなしでは困りますが、正直に今を精一杯生きることこそ、個人に出来る最良の道なのかもしれません。