マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

反省

最近、やけに「コバエが飛んでいるな」と思っていました。

もう涼しくなっているし、とても不思議でした。

あまりに多いので昨日、流しの排水や洗濯機のパイプ、トイレ、ごみ箱など、コバエが発生しそうな所を全部チェックしたのですが、どこにも問題ありません。

考えているうちに、ふと、観葉植物の鉢に目が行きました。

お店には大きな「パキラ」と、「名称不明」の葉っぱがところどころ赤くて綺麗な「花?」があります。

どちらも開店祝いで頂いた物なのですが、気が付けばもう4ヶ月経っていました。

開店祝いの名札は先月外しましたが、リボンなどは綺麗なのでそのままにしています。

頂いた物だし、枯らせる訳にも行かないので、毎日葉っぱに霧吹きで水をやり、鉢にも水を欠かさない様に注意していました。

お蔭でどちらも順調にぐんぐん成長し、たった2,3ヶ月でパキラなどは、私の身長をはるかに超えて大きくなりました。

あまりに順調なので、水やりは毎日毎日、何も考えずに朝のルーチンワークと化して行きました。

今までは夏場で気温も高く、それで丁度良かったのでしょう。

しかし最近はどちらも元気が無く、葉っぱも所々枯れ出しているのもありましたが、それでも「寒くなったせいで、弱っているのだろう」と勝手に解釈していました。

しかし、何だか急に気になってパキラの鉢の土を注意深く観察すると、コバエをそこで多数発見しました。

よく見ると、パキラの鉢植え付近が一番コバエが飛んでいます。

どうやら発生源は、この辺りの様です。

そう言えば鉢の土は、最近渇いていなかったのを思い出しました。

にもかかわらず、ずぼらな私は毎日毎日、何も考えずに水やりのルーチンを繰り返していました。

恐らくそれで水が腐り、根元付近に置いてある木片に、コバエが発生したのでしょう。

もう一つの名称不明(一度お客様に教えて頂いたのですが、忘れてしまいました)の

鉢は全体がリボンで覆われていて、土が見えなかったのですが、それも外してみると、中にはビニールが巻いてあり、そこに古い茶色い水が溜まっていました。

幸いこちらにはコバエがいませんでしたが、これも環境的に良い訳がありません。

私は反省しました。

確かに夏場はこれで良い結果が出ていたのですが、季節が変わっているのに、私は「成功体験に安心し」何も考えていませんでした。

「常に物事は変化し続けている」これは世の中の当たり前の原則ですが、私のズボラさで「彼ら」にずいぶん可愛そうなことをしてしまいました。

「常に注意深く身の回りの出来事を観察する」そして「その変化に柔軟に対応する」頭では理解しているつもりが、「この様」です。

昨今、企業の不正の報道が絶えませんが、これも、もしかしたらきっかけは些細なことからだったのかもしれません。

これまでは「これで良かった」「良い結果が出た」と言う安心感に浸ると、組織も個人も最後には「破滅、破たん」が待っています。

たかが鉢植えの世話の話ですが、人生の「大切な教訓」だと感じました。

取りあえず、鉢植え達の環境改善に努めます。