経過報告⑤
今朝の体重が、69.1kg、体脂肪率が、17.1%でした。
先週の体重が、70.3kg、体脂肪率、17.5%です。
体重-1.2kg、体脂肪率-0.4%です。
体重は減りましたが、体脂肪は、ほぼ横ばいで、おおむね順調です。
ただ体重のみ減っているので、体脂肪減の目的からすれば、素直に喜べません。
原因を振り返りますと、先週体重増の体脂肪減と言う理想的な展開に気を良くし過ぎて、休日の「チートデイ」にもあまり食べなかったのが影響したのかもしれません。
この「チートデイ」ですが、ダイエット中に週に1日のみ、好きなだけ食べて良い日を設けることを指します。
英語で「チート」(cheat)直訳すると「ズル」「だます」です。
減量中カロリー制限をしていると、徐々に基礎代謝が下がって来ます。
基礎代謝が下がるとだんだん痩せにくくなるのです。
この原因は、人間は「飢餓」に備え、少ないカロリーでも生存できるように、プログラムされているからです。
太古の人類は、常に飢餓との戦いでした。
1日中獲物を追いかけても食料が得られないこともあり、食べられる時にはしっかり身体に脂肪として蓄え、生存出来る様にしているからです。
農耕を始めてからも、災害やききんが発生し、決して安定的に食料を得られる訳ではありませんでした。
現在でも世界中で、食糧難で苦しむ人々は相当数おられます。
昨今の先進国の肥満問題は、長い人類史からすれば異常事態だと言えます。
それはともかく、そのお陰でダイエット中には痩せにくくなる「停滞期」が必ず訪れます。
カロリー制限を続けると、身体が飢餓に備え、代謝量を減らしてしまうのです。
これは本来ありがたい機能ですが、減量中には歓迎できません。
なので週1回食べたいだけ食べ、身体を『cheat』、「だます」のです。
それにより、身体に「飢餓ではありませんよ」「食料は大丈夫です」と教えてあげるのです。
そうすれば身体は「なーんだ大丈夫なんだ」と基礎代謝量を、これまで通りキープしてくれます。
やり方は、基礎代謝の3~4倍のカロリーを摂取するか、体重×40~45キロカロリーなど色々ありますが、私の場合は、とにかく「お腹いっぱい気にせずに食べること」にしています。
恐らく先週は結果があまりにも良かったせいで、無意識に制限を掛けてしまい、食べなかったのでしょう。
これを続けると基礎代謝がさがり、大切な筋肉も落としてしまいますし、「ストレス」もた溜まってしまいます。
これはダイエットの「危険な罠」で、あまり厳しくし過ぎると、後日反動で必ず「リバウンド」してしまいます。
ダイエットの失敗は、すべてこれだと言っても差し支えないでしょう。
なので明日の休日は、しっかり「食べこみたい」と思います。