電気蚊取り器
今朝、電気蚊取り器をしまいました。
夏からずっと出しっぱなしでしたので、もう当たり前のオブジェになっていて、気にも留めませんでしたが、今朝になって突然、「かたずけなきゃ」と思いコードを抜きました。
恐らくこの寒さが原因でしょう。
私は幸い、あまり蚊に刺されない体質ですので、これまで自分の部屋では使っていなかったのですが、お店をやりだすとそうも行かないので、今年自分で初めて買いました。
見るとまだ少し薬液が残っていました。
使っていたのは「アースノーマット」で、1日12時間の使用で、約90日持つとのことでした。
7月初めごろから使っていましたので、約4ヶ月持ちました。
朝8時ごろ~夜10時ごろまで、毎日12時間以上使用しているので、90日どころか、120日近くです。
それに時々、スイッチを切り忘れて24時間使うこともしばしばありました。
表示でうたっているので、最低90日は持つとしても、この結果は驚きです。
かなり良心的な商品だと思います。
今年は蚊が多い年だったので、本当に助かりました。
この商品、もう発売から30年近く経過したそうです。
昔、電気蚊取り器は「マットタイプ」でしたし、それもあまり効き目がないので、私が子供の頃は、実家では「蚊取り線香」が主流でした。
よくあるブタの形の焼き物を使っていました。
この蚊取り線香、発明が日本で、明治期に創られもう100年以上になるそうです。
ですがいつの間にか、ノーマットが主流になり、すでに30年もたったのは驚きですし、同時に自分の年齢も感じてしまします。
今の若者は蚊取り線香はおろか、マットタイプすら知らないでしょうから、この「ノーマット」と言うネーミングも、もう現在では合わないと思います。
ただ、フィジーに留学していたころは、どこの家庭でも、まだ蚊取り線香が主流でした。
中国製や東南アジア諸国製の物など、いろいろ売られていましたが、現地の人いわく、少し高いが、やはり本家の日本製が一番効くそうです。
「煙たい」「手入れが面倒」「火事が心配」など、残念ながら日本では廃れてしまいましたが、世界では東南アジアやインド、アフリカなど、まだまだマーケットは拡大中だそうです。
日本では夏限定の風物詩ですが、常夏の国では年中使う商品ですので、すごいビジネスだと思います。