マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

現代の徳政令

本格的に涼しくなって来ました。

秋が深まります。

これからの季節は、何をやるにも良い時期なので、毎日を充実させたいものです。

ただ食欲の秋には注意が必要です(私の場合、年中食欲変わりませんが)

早いもので、もう一年も終盤に差し掛かろうとしています。

クリスマス商戦も始まっているとか、なんとかとも聞きますし、気の早いものです。

そしてなんといっても心配なのは、消費税の追加増税判断です。

どう考えても、これ以上の増税はあり得ないし、流石に同じ政権で二度の増税はしないと思うのですが、どうなるのでしょう。

今年春に増税せず、景気が上向きのままにしておけば、今頃はどうなっていたか。

恐らく、みんなが好景気を実感出来るところまで、行ったのではないでしょうか。

せめて増税はそれからでも良かったのでは、そう思うと残念です。

増税前にも書きましたが、せめて一年待てなかったのでしょうか。

そしてちゃっかり、公務員は昇給されています。

安倍政権は独自外交など、よくやってくれていますし、個人的には不満は少ないのですが、増税問題だけは不満です(増税を決めたのは前・民主党政権ですが)

本当に、物価が高くなりました。

増税自体だけでなく、便乗値上げや、円安も追い打ちをかけています。

大半のひとの給料は、変わっていないのにもかかわらずです。

完全に可処分所得が減りました。

財務省の連中は、本当に何を考えているのでしょう。

本当に頭がいいのか、疑いたくなります。

おおかた「自分には関係ない」「逃げきればいい」という無責任さから来ているのでしょう。

役人の腐敗は「亡国の兆し」です。

しかし現実に目をそらし、逃げ回っていても最後には、自分に帰って来ます。

国の借金は、1000兆円を超えました。

超えてしまえば、なんのその、今度は2000兆円です。

よく日本の借金は、円建ての国債なので問題ないと聞きますが、これは私たちの預金を銀行や金融機関が、国債を買って「日本に貸している訳です」ので、これは国民の借金ではなく、貸している(もしくは預けている)お金です。

だから大丈夫というのですが、ちょっと待ってください。

では国が、借金を踏み倒したらどうなるのでしょう。

私たちのお金(国債)は、紙屑になり消えてなくなるわけです。

もちろんそんなことは国益にならないのでしないでしょうが、このままの勢いで、借金を借金で賄っていたら(新たな国債の発行)いつかは、国民の財産を超えてしまいます。

日本国民の資産は1600兆円といわれていますので、2000兆円まで行かなくても1600兆円を超える国債の発行は出来ないはずです(少なくとも円建ての国民資産からは)

エコノミストたちの意見は「破綻する」「絶対破綻しない」で、議論が分かれていますし、どちらが正しいのか素人には、はっきり分かりませんが、私は「破綻する」方を信じています。

なぜなら「無いお金を借りることは出来ない」からです。

私の様に、もともと資産が無い人間は、日本が破綻しても痛くもかゆくもありませんが、このまま行けば「現代の徳政令」は、いつかあると考えます。

そして、いつか役人たち自身も日本のひどい状況を、思い知る時が来ると考えています。

そして、やっとそこから本当の日本再生が始まる・・・

国の借金とは違いますが、今の朝日新聞の捏造問題なども、それに似ている気がします。

いろんな意味での「日本のガラガラポン」は、もう起こり始めています。