脱デフレ希望
今朝のニュースで、外食チェーンに関する限り、デフレ解消の兆しはまったく見えないとの事。
スーパーの200~300円台の安売り弁当や、最近は「弁当男子」なども増え、材料の高騰もあり有名牛丼チェーン3社も軒並み業績不振だそうです。
日本マクドナルドホールディングスも、今年度連結決算が4割減だそうです。
お客様に伺っても、みなさん「景気回復の実感は感じられない」とおっしゃいます。
しかし、日銀の発表では「緩やかに回復している」との事。
私は以前、まだ勤めていたころに、ある求人サイトに登録しました。
希望職種や条件を登録するだけで、条件に合う求人をメールで紹介してくれるのですが、約2年前に登録した時は、まったく求人メールは届きませんでした。
しかし、アベノミクスが効果を出し始めた今年の夏からは、メールが頻繁に来るようになりましたので、求人は増えているし、私なりに「確実に景気は回復している」と感じています。
年末、お正月商戦などでも、お歳暮や高級おせちが、売り切れるニュースが聞こえて来ますので、明るい兆しはあると思います。
これから7年間、東京オリンピックの効果も期待できます。
ただ、消費税の増税が、景気に水を差している気がします。
増税は、いずれは仕方がないのかもしれませんが、「1年遅らせる」など、もう少しみんなが実感出来るレベルまで待った方が良かったのではと思います。
景気は文字通り「気」なので人々の「気持ち」によるところが大きいです。
増税しなくても増税すると発表するだけで、市場は過剰に反応します。
「失われた10年」がいつの間にか「失われた20年」になりました。
もういい加減にデフレを終わらせて欲しいです。