いさぎよさ
今TVで、東京都知事の辞任会見が中継されています。
何故ここまで粘ったのか、だれの目にも辞任すべきなのは分かり切っていた状況でさえ、ここまでするのは理解に苦しみます。
猪瀬さんは作家出身で、私の中では「作家=賢い」みたいな図式(この考え自体は賢くないですが)があるのですが、先が見え見えの状況でも、しがみつく何かがあったのでしょうか、会見から本音は伺えません。
日本人の「見苦しい」とか「恥」の文化はどこへ行ったのでしょう。
かつて侍は、己の名誉のために「自ら腹を切りました」
そんな人が住んでいた、この国の過去の歴史が嘘の様です。
政治家ともなれば「後世の評価」を気にしそうなものですが、この人にはその感覚が無かったのでしょうか。
ここまでくれば、東京オリンピック招致という功績まで台無しです。
こういう立場の人にこそ、世間のお手本になってもらいたいものです。
次の知事が誰になるのか、今から注目です。