かりんとう
先日、なんとなく「かりんとう」が目につき、買ってしまいました。
なぜ「なんとなく」かと申しますと、その数日前、動画でアニメ「じゃりんこチエ」を観たからでした。
もうずいぶん昔の漫画ですが、主人公の「チエ」の父親「テツ」が、強烈なキャラ(この漫画の登場人物で、普通の人はいませんが)で、好物が「かりんとう」なのです。
テツが、かりんとうを美味しそうに食べているシーンの記憶がよみがえり、急に食べたくなって買ってしまいました。
私は単純なのか、結構こういう事が多い方です。
トップバリュの「黒糖かりんとう」だったのですが、食べてみてびっくりしました。
味は、揚げた黒砂糖の蜜の懐かしい、お馴染みの味でしたが、大きさがとても「太くて」食感が「柔らかい」のです。
私の中では「かりんとう=細くて硬い」だったのですが、この食感は初めてでした。
最初「湿っているのでは?」と思ったくらいです。
早速ネットで調べてみると、関東では生地の発酵を長くし、比較的柔らかいとのこと。
関西出身の私は、とてもびっくりしました。
ところ変わればと言いますが、「かりんとう」ひとつ取っても、随分違うものだなと感心します。
かりんとうは歴史も古く、地域差もあり、いろいろな種類のものがあるそうで、当て字で「花林糖」と書いたりもするそうです。
最初は変な感じがしましたが、食べているうちに、この関東の柔らかいかりんとうも、けっこう美味しいので、今では気に入っています。
ただし、揚げ菓子なので、カロリーは要注意ですが・・・