おてがら
先日、人気漫画「黒子のバスケ」の脅迫事件の犯人が逮捕されました。
この作品は、少年ジャンプで大人気連載中だそうです。
私は、脅迫事件の事は報道で知っていましたが、漫画はまったく知りません。
犯人自身もかつては漫画家志望だったそうですが、原作者本人とは面識もなく、動機は単なる「やっかみ」で、目立ちたいだけの世間を騒がす愉快犯でした。
なんともお粗末な動機ですが、脅迫文を1年以上、約500通も送り、投函場所の特定を恐れ全国を渡り歩いたとの事。
その行動力や情熱は、呆れつつも大したものだと思います。
そのマメさやエネルギーを、自己研鑚に使えば、何かで成功出来そうな気がしますが、こういった人物は、そうはしません (だから事件になっているのですが)
何にせよ大学に送り付けた硫化水素や、毒入りお菓子で被害者が出なかったのが幸いです。
それにしても今回警察は「おてがら」です。
ネットカフェの接続履歴や、防犯カメラで犯人を特定したのには感心します。
最近いろんな事件で、この防犯カメラから犯人検挙に繋がるケースが多いのは、とても素晴らしい事だと思います。
検挙率アップと犯罪抑止に繋がるなら、防犯カメラをもっと増やしても良いと思います。
「監視社会」や「プライバシーの問題」の議論もありますが、普通に暮らしていれば、何も「やましい事」はありませんし、事件や事故が起こらないかぎり誰も映像を解析しないでしょう。
これからも「治安が良い国」であり続けて欲しいものです。