最悪の価値観
最近つくづく感じるのは、人間、何事も「バランスが大切」だという事です。
栄養のバランスが偏ると、健康を害します。
かといって「栄養」だけ気を付けても、健康にはなれません。
その為には、運動しなければなりません。
かといって「運動」もやり過ぎると、オーバートレーニング、怪我、免疫力低下など、ネガティブな結果を招きます。
ちゃんと休養も大切です。
休養には「睡眠」が一番。
かといって寝過ぎてもダメ。
栄養、運動、睡眠、この三つのバランス+仕事、プライベート、人間関係など、いわゆる「ストレス」をコントロールして、初めて心身ともに「真の健康」を手にすることが出来ます。
そう考えると、極めてハードルが高くなりますが、なにも「完璧」を求める必要はありません。
完璧な状態は、人生では、ほとんど「あり得ません」。
あってもそれは、一時的な物です。
そして完璧主義者ほど、継続が出来ません。
完璧主義は「最悪の価値観」だと思います。
出来る範囲で、やればいい。
初めは30点でも、継続すれば、いずれ40点にも60点にもなります。
継続しなければ、いつまでも0点のままです。
改善を繰り返し、いつかそれが100点になった時、また新たな高い目標が現れ、昨日まで100点だった物が、単に20点だった事に気づかされます。
そして、また100点を目指し、成長を繰り返す。
これは、なにも健康だけの話ではなく、人生すべてに当てはまる「原則論」です。
では、どうすれば継続出来るか。
その為には「目標を明確にする」ことです。
自分は、何を成し遂げたいのか、それを「5W1H」に、落とし込みます。
Who「誰が」、What「何を」、When「いつ」、Where「どこで」、Why「なぜ」、How「どのように」成し遂げるか。
この質問に答えて行けば、目標が明確になります。
健康、仕事、趣味、人間関係、何でも当てはめられます。
しかし、これらすべてを、完璧に、計画通りに進めることは難しい。
ですが諦めずに、継続する限り、いずれは実現します。
なりたい自分、成し遂げたい事、すべて「自分次第」です。
誰もそこには、連れて行ってくれない。
時間が無い、お金が無い、やり方が分からない、協力が得られない。
条件が悪いのは、当たり前です。
誰でも、そうだと思います。
出来る範囲でいい。
無い物は、作ればいい。
情報を集めるのは、今の時代簡単です。
本気で行動する人には、「不思議なくらい」必ず助けが来ます。
完璧主義は、ただの言い訳です。
私もよくあるのですが、ひとつの物事が上手く行き、そこにばかり集中して、調子に乗って欲を出すほど、別の所が犠牲になり、いつのまにかバランスが崩れ、すべてが上手く行かなくなる。
目標を明確にし、常に全体のバランスを考えつつ「最悪の価値観」を捨て、何事も継続して行きましょう。