マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

たかじんさん死去

昨日の、歌手でタレントの「やしきたかじんさん」の訃報が、ニュースで伝えられました。

仕事を休んで、闘病生活をされていましたが、食道がん発見時より、すでに全身に転移していたとの事。

食道がんは、飲酒、喫煙が一番の原因と言われています。

以前、NHKの「ためしてガッテン」で、アルコールに弱い体質の人によっては、食道がん発症リスクが、最大で「414倍」にもなるとのこと。

たかじんさんと言えば、大酒飲みで有名で「たかじんnoバー」では、番組内でも本当に飲んでいました。

あれだけ飲酒、喫煙していれば、当然の結果かもしれません。

しかし、ヒット番組を連発し、3度も結婚した人生は、破天荒で「濃い人生」だと思います。

もう20年以上前ですが、私が高校生の時、当時通っていた大阪市北区の高校に、隠れて自転車で通学していて(校則では禁止でした)、毎日、なにわ筋沿いのABC朝日放送(現在より北の旧社屋)の前を通っていました。

なので時々、タレントさんを見かけることもあり、たかじんさんも見かけた事がありました。

当時レギュラー番組「晴れ時々たかじん」の司会をされており、月~金の午後の帯番組でしたので、ちょうど学校の帰宅時間と重なり、同じく友達も(そいつも自転車通学)時々見かけたと言っていました。

高校生の私には、歌手で司会で大酒飲みで、女性にモテて、多くの武勇伝を持つ、当時40代前半のたかじんさんは、かっこいい大人の男性で、ちょっとしたヒーローでした。

たかじんさんを見て、いつか自分も「スケールの大きい人間になりたい」と思ったものです。

しかし、当時の彼の年齢に近づいた今では、到底比較になりませんが(笑)

その後、ダスキンでバイトしいていた時、たかじんさんの個人事務所に仕事で入ったことも思い出されます。

残念ながらその時は、ご本人には会えませんでした。

最近では「たかじんのそこまで言って委員会」は、関東に来てからも、時々動画などでチェックしています。

この番組は、本当に勉強になります。

TVで「そこまでやるか」に、チャレンジし続けた彼の姿勢は、本当に素晴らしい。

今では多すぎて、ウザくなりましたが、出演者の発言をテロップに出す手法は「たかじんnoバー」が最初だったと思います。

やりたいことを実現する行動力。

理不尽に対する怒りや反骨精神。

チャレンジし続ける人生。

とても遠く及びませんが、私も、私なりに「そうありたい」です。

やはり私には、今でも「ヒーロー」です。

ご冥福をお祈りします。