みどり色
※内容に尾籠(びろう)な話が含まれますので、ご注意ください。
今年もノロウィルスが、流行っています。
今朝、友人から「ノロウィルスに感染したかもしれない」とメールがありました。
昨夜から腹痛と下痢、嘔吐などに悩まされているとの事。
水曜日に、一緒に生牡蠣を食べた人です。
ウィルスは、潜伏期間が24~48時間あり、牡蠣が原因かどうかは、断定は出来ませんが、症状的には食中毒の可能性が高いかもしれません。
幸い私は「なんともない」ので、原因は他にあるのかもしれませんが、友人には早めに病院に行くよう、メールをしておきました。
それにしてもここ数年、毎年毎年この時期に流行っています。
命の危険もあるので、コレラや赤痢の様に、早く撲滅して欲しいです。
予防にはやはり、「手洗い」と「うがい」が基本で、調理時にも衛生を心がけ、高齢者や幼児は特に貝類を生で食べるのをさけ、免疫力が低下しない様に、食事の栄養バランスにも気をつけることが大切です。
免疫力を上げる事が、特に重要です。
私はフィジーに留学していた時、最初の一週間は、下痢が続きましたが、やがて抵抗力が付きました。
その後、約一年間、日本では見たことが無い「緑色の大便」が出ました。
便に「緑色の藻」が付いている感じです。
ネットで調べると、腸内細菌の死骸が、付いているとの事。
健康上は問題ないので、気にしていませんでしたが、初めて見たときは、病気かと思いショックでした。
それにしても恐るべきは、フィジーの「水」です。
腸内細菌が、死ぬ水です。
一応水道水は飲めるのですが、日本だとたぶんアウトでしょう。
でも一年もいれば、そんなこと気になりませんでした。
南国は、人を「おおらか」にします(笑)
もうひとつびっくりなのが、牛乳が常温で売っていました。
飲んでみると、「めっちゃ不味い!」
賞味期限が未開封の状態で3ヶ月位あり、明らかに日本のものとは違います。
しかも開封後、酸味が増し、徐々に固まり出して、約2日で「プレーンヨーグルト」になりました。
日本と違い、味噌やぬか漬け、納豆などの発酵食品を食べる機会もないし、チーズやヨーグルトは高価で食べる習慣もないのか、ホームステイの食事には出てこないので、時々この「牛乳もどき」を買って飲んでいました。
日本に帰ると、嘘のようにぴたっと「みどり色」が出なくなりました。
ひどい時は、まるで阿寒湖の「マリモ」みたいでしたが、今となっては良い思い出です。
お蔭でフィジー留学以来、私の腸内抵抗力は、かなり鍛えられたと思います。