生牡蠣
先日、五反田駅前のオイスター・バル(バー)「安芸の海」に行きました。
バーは英語、スペイン語ではバル、イタリア語だとバールだそうで、スペル「bar」は同じで読み方が違うだけとのこと。
今が旬の「海のミルク」とも言われる美味しい生牡蠣を頂きました。
初めに食べたのが、生牡蠣の食べ比べプレートで、何種類かの日本各地の生牡蠣(牡蠣=広島産のイメージですが、色々有る様です)が一皿になっていました。
それにレモンとポン酢、カクテルソースが付いて来ました。
殻に付いたままの牡蠣は、見るのも久しぶりです。
家で食べる時は、スーパーのパック詰めですので、殻はついていませんが、殻付だと新鮮で、ボリュームがあって美味しそうに見えます。
お店の指示通り、初めに広島産から食べ始め、三重の浦村、兵庫の相生、香川の白方、福岡の糸島と食べて行きました。
あともう一種類あったかもしれませんが、記憶に残っていないです。
私が一番美味しかったのが、最後の糸島でした。
濃厚で、旨味が一番でした。
次が相生で、旨味、食感、ボリュームなど、とてもバランスが良かったです。
一位の糸島と悩みましたが、私は旨味重視なので、糸島に軍配が上がりました。
三位が、たぶん浦村だったと思います。
一番大きくてボリュームがあり、食べごたえがありました。
あとは印象に残っていません。
ソースは、シンプルにレモンだけもいいですが、やっぱりポン酢が一番。
醤油の旨味は、魚介類との相性抜群です。
レモンも一緒にかけると、よりいけます。
しかし、トマト味のカクテルソースは、イマイチでした。
生牡蠣を食べて、白ワインを飲むと最高。
最後に殻に残った汁をすするのが、もう、たまりません。
ただ、私の好きな白ワイン「ツェラー・シュヴァルツェ・カッツェ」が無かったのが残念でした。
黒猫ラベルでお馴染みのドイツワインですが、スペイン風バルだからか、牡蠣との相性なのか、どこでも売ってるワインは置かない主義なのかは分かりませんが、私にはベスト・オブ・白ワイン(というか白はこれしか知りません)なので、牡蠣と一緒に飲みたかったです。
他に注文したオイスター・グリルも美味しかったです。
つきだしにオリーブの塩漬けが出ましたが、お店のオリーブも、いつかこれぐらい大きな実がなればいいなと思いました。
あと牡蠣で思い出しましたが、スーパーで生食用と加熱用と分けて売っていますが、お鍋やカキフライには絶対加熱用がお勧めです。
生食用は、別にお鍋に入れても問題ないのですが、食中毒など万が一のために、洗いすぎているため、加熱用より旨味が劣るそうです。
それを聞いて、いやしんぼうの私は、加熱用を生で食べたくなりますが、流石にリスクが大き過ぎて躊躇します。
そんな方はいないと思いますが、くれぐれもチャレンジは「自己責任」でお願いします。(馬鹿なことは止めましょう)