ノロウィルス
昨日の食あたりした友人から、あの後病院に行ったと連絡があり、「やはりノロウィルスに感染したのだろう」と、診断された様です。
しかし、検査もなく問診と、お腹の触診(さすっただけ)で、そう言われたのが不満だと申しておりました。
疑いのある生牡蠣については、牡蠣で感染する人は最近減っていて「専門店なら大丈夫だろう」とも。
それよりも公共の場や、人からの感染の可能性が高いとの事。
色々と薬をもらって帰ったそうです。
一昨日の段階で、三回嘔吐しているし、もう回復傾向にあるとの事なので、安心しました。
もともとノロウィルスは、成人や健康な子供には、感染してもそれほど恐ろしいものではなく、脱水症状に気を付けておきさえすれば、待っていても自然に回復するそうです。
ただ抵抗力の弱い高齢者や、乳幼児は要注意との事。
長引くこともあり、吐しゃ物を喉に詰まらせ窒息したりと、死亡するケースもあります。
そこで、ひとつ思い出したのが、何年か前、ノロウィルスではありませんが、O157が猛威を振い人々が集団感染した時、ある病院では、沢山の死者を出したが、ある病院では、一人の死者も出さなかったとの事。
その違いを調べてみると、非常に興味深い結果が出ました。
死亡者を出した病院では、抗生物質などを大量に投与し、投薬でウィルスを封じようとしました。
もう一方の死者を一人も出さなかった病院では、兎にも角にも、浣腸をしたりして無理やりにでも全部「排泄」させ、菌を身体から追い出すことに力を入れ、その後投薬したとの事。
このことからも「人間には本来強い抵抗力があり、それを助けるのが、医療行為の基本」だと物語っています。
悪い物や異物は、とにかく体外へ出す事。
人間の抵抗力を信じ、その手助けをする事。
人間は本来、誰でも健康になる様に出来ています。
運動、栄養、休養、ストレスなど、それらをコントロールすれば、病気のリスクは激減します。
日頃から免疫力が、上がるような生活習慣を持ちましょう。