つけ麺
昨日の夜、兄が施術を受けに来店し、その後、五反田へ一緒に食事に行きました。
入ったのが駅近くの、チーマーハンが売りの中華屋さんで、チーマーハンは頼まず、餃子や棒棒鶏で一杯飲みました。
閉店間際だったので、あまり長居は出来ませんでしたが、それでもそこそこ食べたので、もう帰るのかなと思いきや、兄が「もう一軒付き合え」と言い出し、通りを挟んだ向かいの「つけ麺屋」に連れて行かれました。
つけ麺ブームは、何年か前から聞いてはいましたが、私は特に興味は無く、以前勤めていた職場の近くに、評判が良い個人経営のお店に2回ほど行ったきりで、他のお店に行ったことはありませんでした。
その個人経営のお店は、チャーシューが大きく、美味しいことは美味しかったのですが、特に「ハマる」までは行きませんでした。
つけ麺は美味しいけど「まあ、こんなもんだろう」と言った印象です。
ところが昨日行ったお店は、「三田製麺所」で、私はまったく知らなかったのですが、東京、大阪以外にも台湾にまで出店している、つけ麺専門チェーン店でした。
五反田店はラーメン店にしては広めで、メニューは当然つけ麺が中心ですが、お酒や副菜もあり、途中10人の団体客が入って来て乾杯し出すし、入店時は空いていましたが、みるみる増えて満席になりました。
つけ麺は、並、中、大盛りが全部700円でお得でしたが、二人ともすでに食べ来ているので、中盛りと、スープは私がノーマル、兄が辛口をそれぞれ注文しました。
注文してから出て来るまで、結構時間が掛かりましたが、兄いわく「麺が太いので、ゆで時間が長い」との事。
兄は私と違い、昔から食べ歩きが好きで、美味しい物に詳しいし、その兄が薦めるので大丈夫だろうと期待して待ちました。
出てきた麺を見て驚きました。
半透明で、太くて少し黒ずんでいて「こんにゃく」みたいです。
スープの見た目は茶色くて、とんこつ醤油っぽい感じですが、鰹節の粉が乗っています。
食べてみて、納得の食感と味でした。
麺はしこしこで、硬い位歯ごたえがあり、スープも魚のダシが効いてとても濃厚で、ラーメン、中華と言うより和食のイメージです。
中盛りとはいえ量が多く、他店の大盛り位あります。
麺が冷たいのが、不満でしたが、水で締めないとコシが出ないので、麺は冷にかぎるとの事(注文時に温か冷か聞かれます)
麺を食べ終わった後は、スープ割(スープの入ったお湯で、蕎麦湯の様なイメージ)を入れて残りのスープを飲み干します。
麺を食べる時は丁度いいのですが、そのまま飲むとかなり濃いので、このスープ割を入れると丁度良かったです。
つけ麺の印象が変わりました。
美味しいし、ボリュームもあり、何より安いので、ここはまたリピートしたいです。