マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

4年に1度

朝テレビをつけると、ソチオリンピックの閉会式をやっていました。

ぼんやり観ていると、1980年のモスクワ五輪の閉会式の貴重な映像が映し出されました。

このオリンピックでは、当時東西冷戦の真っただ中、ソ連アフガニスタン侵攻を受け、アメリカの呼びかけで、日本を含め西側諸国がボイコットしました。

平和の祭典といわれるオリンピックに政治問題を持ち込むのは、どうかと思いますが、当時の冷戦時代を思い出すと、今とは違い、世界はいつ核戦争が起きてもおかしくない緊迫した雰囲気だったのを覚えています。

しかし4年に1度の機会しかない選手たちに取っては、準備したことが無駄になるばかりか、選手生命のピークが過ぎてしまいますので、本当に悔しかった事でしょう。

今回もオバマ氏や欧州諸国の大統領の開会式欠席(同性愛禁止への抗議)はありましたが、競技をボイコットする国はありませんでした。

それを考えると、世界は随分平和になりました(もちろんテロや内戦、暴動など問題は沢山ありますが)

モスクワ五輪当時、私はまだ6歳でしたので、ボイコットの事は知りませんでし、その前のモントリオールは2歳ですので、もちろん観ていません。

なので84年のロサンゼルスが、私の観た最初のオリンピックでしたし、それまでは、オリンピックなるものの存在さえ知りませんでした。

当時、外国=アメリカでした。

そのアメリカでの開催でしたし、派手な開会式でひとがロケットで飛んだり、8年ぶりということもあり、かなり盛り上がったていたのを覚えています。

その後、私の中で年を重ねるごとに興味が薄れて来ましたし、最近では4年サイクルなのにとても早く感じる様になっているのが、少しショックです。

おそらく次の冬季五輪(平昌)も早いでしょうし、東京もあっという間かもしれません。

年齢を重ねると時間の経過が早く感じるのは、新鮮な経験や刺激が少なくなるからだそうです。

子供の頃は、未経験な物が多く、見るもの聞くものすべて刺激的でした。

しかしそんな生活を続けるのは、現実的にとても難しいので、たとえ時間が早く感じても、中身が充実していればいいと思いますし、その点、今の生活(自営)は比較的自由な時間が多く、勉強に読書、トレーニングなど、いろいろと時間をさいて自分の能力開発に励みます。

4年という時間は何かを成し遂げるには、十分な時間ですし、ひとつの節目にもなります。