マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

童謡や民謡

今日は3月3日、ひな祭りです。

ひな祭りの起源は、はっきりしていませんが、古くは平安時代に貴族の子女の人形遊びの記録があるそうです。

今も昔も、女の子は人形が好きですね(最近は男性もキャラクターフィギュア好きがいますし、その出来栄えには驚嘆します)

私は男ばかりの三人兄弟で育ちましたので、家でひな祭りを祝う習慣が無く、友人の家に遊びに行った時、飾ってあるひな壇を見て、物珍しさに興奮していたのを思い出します。

私の子供の頃は、少子化の今と違い、TVでひな人形のCMがよく流れていました(減ったと感じるのは、あまりTVを見なくなっただけかもしれませんが)ので、別に人形好きではありませんが、ひな壇を飾っている家が、羨ましかったです。

そういえば、童謡の「嬉しいひな祭り」も、最近は聴いた覚えが全くありません。

学校では、ちゃんと教えているのかもしれませんが、最近の子供たちは昔ながらの基本的な童謡も、なんとなく知らないイメージがあります。

メディアでも聞きませんし、親も教えていない様な気がします。

童謡も私たちの大切な文化なので、ちゃんと受け継いでいって欲しいものです。

日本だけでなく、外国の民謡でも、何故か郷愁を感じるのはとても不思議です。

スコットランド、ドイツ、イタリア、アメリカなど、素敵な童謡や民謡は、時代や国境を越えて、人に訴えかける物があります(私は「アヴェマリア」や「ケンタッキーの我が家」が大好きです)

私も得点が出るカラオケでは、童謡だと高得点が出やすいので、たまに歌います(「みかんの花咲く丘」が好きです)が、唄ってみると以外と楽しく、いいもので、しかも良く作られているなと感心します。

音楽の技術的な事は分かりませんが、誰にでも歌える様に考えられていると思いますし、その国の気候や、民族の気質などの本質的なエッセンスが、ちゃんと取り入れられている気がします。

文字のない民族でも、口伝や民謡で、自分たちの歴史を伝えていますし、日本でもそうやって伝えられて来た歴史や文化も沢山あります。

音楽には素晴らしい力があり、毎年沢山の素晴らしいヒット曲が世に出ていますが、世代ごとに共感できる曲は異なります。

しかし童謡や民謡は、世代を超えて、時には国や民族を超えて繋がること出来る貴重な人類の大切な遺産のひとつだと思います。

ヒット曲も良いですが、童謡、民謡はたまに聴くと、新たな感動や発見があって面白いのでおすすめです。