マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

広告の評価

サッカーのセレッソ大阪で、日本代表にも所属している柿谷曜一朗選手が、以前2年半在籍したチームのある徳島県の地元新聞に、感謝の意を自費で掲載したとの事。

全面広告なので、インパクトがあるし、宣伝ではなく感謝の意をそんな形で伝えるなんて、なかなか粋な計らいです。

私は普段サッカーは、Wカップしか見ませんので、柿谷選手の事は、まったく知りませんでしたが、好感が持てます。

私も昔、少しだけアルバイト求人誌の仕事をしていたことがありましたので、分かるのですが、地方紙とはいえ、新聞の掲載料はかなりは高いと思います。

広告の良し悪しは、見易さ、インパクト、掲載される時期、掲載されている媒体そのものがターゲット層の目に触れる可能性が有るかなど、様々な条件が有ります。

求人誌の場合、勿論仕事を探している人が観るので、効果が得られやすいのは当たり前ですが、ライバルも多く、似たような条件だと目立ちません。

そこでお店やスタッフの写真を掲載したり、広告自体を大きくし、情報量を増やしたりしますが、結局は条件や待遇が問題で、たとえ小さい広告でも条件が良ければ人は来ます。

営業マン時代は、何とか売り上げがが欲しくて、お客様に掲載料の高い大きい広告を進めましたが、たとえ大きい広告でも効果が無い事もありました。

そんな時は、高いお金を払ったのにまったく効果が無かったと苦情を言われます。

もちろん安い広告でも同じですが、少しでもインパクトが出たらといろいろ頑張っても、応募者が増えるとは限りません。

応募者がいないのならともかく、多くてもイメージしていた人が採用できなかったと苦情をいう人もおられました。

逆に応募者がたった一人でも、その人が素晴らしければ、とても感謝されます。

要は「結果が全て」です。

しんどい仕事でしたが、経営者の方に沢山お会い出来ましたし、経営者目線でいろいろ教えて頂きましたので、とても良い経験になりました。

開業した今の私が有るのも、この時の経験によるところが大きですし、とても良い思い出です。