お花見
また雨が降っています。
お蔭で桜が、大分散ってしまいました。
昨日、お花見をしておいて良かったです。
目黒川沿いを、家の近所から中目黒まで歩きました。
平日の昼間にも係わらず、結構人が歩いていました。
それにしても、綺麗な景色です。
川沿いの並木が全て桜で、途切れることがありません。
橋の上から写真を撮る人が多かったです。
みなさん立派な一眼レフカメラを、持っておられました。
良いカメラは実物よりも良く見えるので、とても不思議です。
私は写真が苦手で、実際の目で見て五感で感じる方が好きなので、どこに行っても写真はほとんどとりません。
カメラを持っているとそちらに気を取られ、頭の中が写真の事で一杯になるのがいやなのです。
しかし記念に一枚でも撮れば、いい思い出になるので、一枚ぐらいとっておけばと悔やむことも多いです。
午後から少し曇りましたが、風も穏やかで気持ちよかったです。
お蔭で春を満喫出来ました。
桜は詳しくはありませんが、場所により色が変わります。
たぶんどれもソメイヨシノなのでしょうが、花びらの濃淡、幹の太さや色もエリアごとに微妙に違いました。
中目黒まで行くと人が急に増え、沿道に屋台も出ており大盛況でした。
ども屋台も、桜色のロゼワインをお花見用と称して、グラス一杯400円位で販売していました。
そういえば、ロゼなんてめったに飲むことがありません。
ポリフェノールの抗酸化効果を期待した健康志向で、赤ワインが圧倒的人気ですが、沿道の桜色と相まって、ロゼがとても美味しそうに見えました。
どこかが仕掛けたキャンペーンでしょうか、どの屋台もマルティーニ・ロゼを出す店が多かったです。
シシカバブ(ケバブ)の屋台も何件が出ていて、お馴染みの串に刺した大きな肉の塊が回っていました。
どの店も本場のトルコの方に見えましたが、実際はイランなど他の中東諸国の方かもしれません。
海外の和食も、韓国や中国の方がやっている店が多いので、中東に馴染みのない日本人には分かりません。
それに本場はラム肉なのに、臭みを嫌って日本では鶏や牛肉を使うので、オリジナルとは味もかなり違うそうです。
途中、川を上るお花見クルーズ船が通りました。
ガイドさんもいて、マイクで解説しながら航行しています。
なんと船長が女性でした。
船は二回目撃したのですが、二回目は貸し切りなのか、甲板にイスとテーブルを置いて、お酒とおつまみを楽しんでおられました。
みなさんご機嫌で、橋の上の見物人に手を振っていました。
見ず知らずの人に手を振るなんて、日本では珍しい光景です。
中目黒まで片道小一時間。
往復しましたので、昨日は、もう見飽きるほど桜を堪能出来ました。