続く理由
昨日、水曜日に久々に泳いだ疲労が「どん」と来ました。
やはり、水泳1kmの運動量は多いです。
私は中学の時、水泳部でしたが、あの頃毎日何キロも泳いでいたなんて、今では信じられません。
帰りにお腹が空き過ぎて、我慢できず、練乳のチューブを1本吸って帰ったのが思い出されます。
これは先輩に教えてもらった、とんでもない方法(ドーピングと言っていました)ですが、それでも帰宅後の夕食はたらふく食べていました。
私は部活に入るまではとても少食で、給食のパンも残すくらいでしたが、中学の部活動をきっかけに大食いに変わりました。
今では骨太といわれる体格になった原点は、そこにあります(父親の遺伝もありますが)
しかし今は減量に成功したばかりなので、昨日は食べたい衝動を我慢して通常通りの食事です。
そんな中で、昨日お昼時にTVを点けると「徹子の部屋」が放送されていました。
一瞬「え、もうそんな時間?」と驚いてしまいましたが、時間を見ると間違いなく、まだ12時過ぎです。
先日、32年も続いた「笑っていいとも」の終了は、他局の番組編成にもいろいろ影響を与えている様です。
しかし考えてみれば「徹子の部屋」は38年続いているので、「いいとも」よりもっと凄い。
そこで何故、こんなに長く続くのか考えてみました。
両者ともゲストとのトークがメインの番組です。
他にも20年続く「ごきげんよう」などもそうですし、これは長寿番組の特徴なのかも知れません。
人間には安定を求める気持ちと、それと相反するバラエティー(変化や多様性)を求める気持ちがあります。
トーク番組は、司会者が変わらず、セットがリューアルしても、基本コンセプトは同じ様な感じですので、安定と安心感があります。
そこに毎回違うゲストが来ていろんな話をするのは、バラエティーがあり、見る側の変化のニーズを満たしてくれます。
長く続く司会者は、やがてその人となりもこちらに伝わり、連帯感や繋がりすら感じられるようになります。
そして毎回違う人のお話なので、企画も不要、セットも長く使え、予算が少なくて済むのもあるでしょう。
これと同じことがいえるのが、報道番組です。
ニュースは、企画なしで毎日新しいものが入って来ますし、メインキャスターも変わりません。
この様に長く続くものには、ちゃんと訳があります。
「商いは、飽きないでやる」
これは昔、ある人に教わった格言ですが、本当にその通りだと思います。
私も整体店を始めて10ヶ月経ちますが、これからずっと長く続けられる様に、お客様に安心・安定、そして少しのバラエティー(会話や、のれん・BGM・小物など)と、なにより信頼や連帯感を感じてもらえるお店づくりをして行きたいです。