マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

空気を読む力

いよいよゴールデンウィークが始まりましたが、今年は飛び石連休なのと、増税や円安の影響もあり、昨年に比べ海外、国内共に旅行は減っているそうです。

製造業などは、工場のラインを一度止めると再開するのが大変なので、飛び石にせず大型連休にされるところが多い様ですが、大半の会社はカレンダー通りの様です。

暑くも寒くも無く、季節としては一番良い時期なので、どこかへ出かけたくはなりますが、私はお店があるのでそうもいきません。

思えばサラリーマンを辞めてからは、土日祝に休まず、お盆もずらして取る様になり、正月以外は世間と違うタイミングで休んでいます。

最初は何となく違和感がありましたが、この方がどこに行っても空いているし、逆に混んでいる時期に休むのが嫌になります。

それと当たり前なのですが、平日休みの人も多く、どこに行っても休日っぽい人はいますし、自分だけ世間から浮いている気はしません。

とゆうよりも、周りが気にならなくなりました。

しかし、たとえ仕事でも土日や連休は世間の雰囲気が違いますし、車や人も少ないので、不思議と何となく穏やかな気持ちになります。

年の瀬などは特にそうですが、世間の空気というのは、結構気持ちに影響するものです。

いわゆる「空気を読む」とか、「読まない」というのは、普通人間関係で使われる言葉ですが、お天気や気候、世間の雰囲気も影響している気がします。

空気を読めないのは、ひんしゅくを買いますし、大人としてあまり関心出来ませんが、逆に空気を読み過ぎるのも、優柔不断になりそれはそれで問題です。

私はどちらかというと、後者の部類の人間ですので、結構疲れます。

なので空気を読まない(読めない)で、マイペースな人が羨ましく思える時もありますが、読めないよりは読めた方が良いとは思います。

私が羨ましく、しかも関心するのは、空気が読めるのに、わざと読まない(読めない)ふりをして振る舞える人です。

そうしていつの間にか、周りを自分のペースに巻き込んでしまいます。

勿論、読まないといけない場面では、ちゃんと読みます。

その場の対応をコントロール出来る人、感情を出し入れ出来る人、怒ったふりが出来る人などです。

こういう人は、人生をマスターしている人かもしれません。

度胸や場数を踏んだ経験、何より意志の強さ、目的の明確さ、哲学や信念、生命力の強さも影響するでしょう。

自分の感情を完全にコントロール出来れば、どんな状況でも100戦危うからずです。

場の空気を読むことは大切ですが、一番必要なのは、自分の感情をコントロールし、自分自身の空気を読む力かもしれません。