メイドは成長産業
休日から昨日にかけて毛布やら、セーターやら、冬物を洗濯し、夏物と入れ替えました。
冬物はボリュームがあるので、部屋から無くなるとすっきりします。
あれだけありがたかった冬物の暖かさが、うとましく感じるのですから、季節の移ろいは早く、人は薄情な物です。
でも、これでやっと夏を感じられます。
今年は比較的寒さが長引いた気がしますので、よりいっそう嬉しいです。
夏は活動的になれるので、大好きです。
寒さに比べれば、暑さは苦になりません。
それにしても今の洗濯機は、優れものです。
実家暮らしの時は、毛布やセーターはクリーニングに出していましたが、一人暮らしになってからは、家で洗います。
洗濯機にもちゃんと毛布コースがありますし、簡単で便利です。
サラリーマンだったころは、毎日のYシャツもクリーニングに出していましたが、今思えば、もったいないことをしていました。
家事能力は、有れば有るだけ節約できます。
食事も自炊の方が、節約にも健康にも最適です。
思えば私の家事能力も、随分レベルが上がりました。
しみ抜きなどの特殊な物を除けば、出来ないことは、もうほとんどない気がします。
家電も便利になりましたし、全然不自由を感じません。
少子化が加速するのも、うなずけます。
そういえば先日、人との会話でメイドの話が出て来ました。
海外(特に途上国)では、メイドは安く雇えるので、結構身近な存在だという事です。
私もフィジーにホームステイしていた頃、ステイ先の家でもメイドを雇っていました。
メイドといっても、近所のおばちゃんが来て、洗濯と夕食の支度をするだけです。
簡単な小遣い稼ぎですが、結構どの家でも(中流家庭なら)雇っている感じでした。
日本でメイドといえば、大きなお屋敷にいるイメージ(もしくはカフェなど特殊なサービス)で、ごく一部の人しか縁が無い感じすが、海外ではごく普通の事の様です。
以前テレビで見ましたが、日本でも家事サービス専門の会社が業績を上げていて、月1,2回だけ利用するごく普通の家庭や、単身世帯が増えているそうです。
勿論お金は掛かりますが、その分家族で出かけたり、自分の時間が確保出来るので、贅沢ではなく、考え方次第だと利用者は言っていました。
まったく、その通りだと思います。
委任すれば、自分の時間が出来ます。
まさに、お金で時間を買うイメージです。
最近、家庭料理風ののケータリングが、充実して来ているのも、そういった背景があるのでしょう。
専業主婦でいられるよりも、少しでも稼いで納税して頂いた方が、国や社会にとっても良いと思います。
今、配偶者控除の廃止、縮小が検討されていますが、パートに出て無理に控除103万以内に抑えるよりも、もっと稼げる人はどんどん稼げばいいだけの話です。
それに専業主婦でも、近所の高齢者や忙しい単身世帯の家事を請け負えば、マッチングし経済が回ると思います。
どんな技能でも、社会貢献ができ、お金にもなりますので、今後より期待できる分野だと思います。
公民館や学校を開放し、暇な高齢者が集まって、ボランティア感覚(小遣い程度)で子守りをすれば、待機児童の問題も減るでしょうし、地域社会が活性化し、無縁社会の解消にもつながるでしょう。
これからもっと社会全体が、効率化を含め、価値観を変えて行く必要があると思います。