環境や影響力
今朝、お店の雑誌を買いに、近所のコンビニへ行ったのですが、仕事着の半袖ポロシャツ上に何も羽織らずとも、ぜんぜん肌寒くなかったす。
本当に、急に気温が高くなりました。
相変わらず極端です。
昨日は、F1ドライバーのアイルトン・セナの没後20年だったそうです。
当時日本で大人気のセナが事故で亡くなったのは、かなり衝撃的なニュースでしたが、あれからもう20年の歳月が流れたのは、感慨深いものがあります。
F1も、いつのまにか地上波で放送されなくなりました。
いつか日本人ドライバーが、表彰台の真ん中に立つ日を楽しみにしていたのですが、長い不景気で企業の撤退、車離れやエコカーブームなどの影響もあり、日本(世界的にも)のモータースポーツ自体が衰退してしまいました。
結局、歴代日本人ドライバーで、最高獲得ポイント数は、現役の小林可夢偉選手という事になりますが、いまだ優勝はしていません。
ましてやワールドチャンピオンなんて、夢のまた夢です。
世界で戦う日本人プロアスリートは、F1が1番早かったと記憶していますが、野球やサッカーで、どんどん世界レベルの選手が登場している中では、F1が霞んでしまうのも仕方がないのかもしれません。
しかし、小林可夢偉選手の実力は、日本人歴代最高といわれているそうなので、確実にレベルは上がっている様です。
その小林選手が、子供の頃アイルトン・セナに憧れていたというのは、メディアの影響力の大きさを感じます。
地上波での放送が無い今、今後、小林選手に続く選手が出て来るのか、放送も活躍いかんでまた復活するかもしれませんが、鈴鹿の観客数も減っているそうなので、少し気になります。
私自身、テレビで時々見る程度でしたので、めちゃめちゃ興味があるわけではありませんが、いつかは優勝を争える日本人選手を見てみたいものです。
物事は、繁栄と衰退を繰り返すものですが、衰退してゆく姿を見るのは寂しい。
そして、スターの影響力は凄い。
どんなものでも人気が出たり、繁栄するかは、そこにかかっています。
全ては「ひと」です。
セナ自身は、父親が実業家で裕福だったため、存分に練習できる環境がととのっていた影響もあるでしょう。
若年で結果を出さなければならないアスリートの世界は、才能と周りの環境の影響が大きいです。
「ひと」が出てくるのも、その背景には様々な影響があります。
それらの相関関係を考えるのはとても面白いし、自分や身の回りの人生を考えても、なぜそのひとがそうなのか、妙に納得させられます。