ネットで暴露
13年家計調査で、世帯貯蓄が平均1739万円と、株高で過去最高との事。
アベノミクス効果で、株高による有価証券の評価額が2割以上、上昇したそうです。
こういったニュースに対する突っ込みとして、「株なんて持っていないから関係ない、それは一部の金持ちだけの話」という話です。
しかし、本当にそうでしょうか?
確かに、自分の懐にはまだ入って来ていないかもしれませんが、これで景気が良くなれば、いずれ確実に自分にも恩恵が回って来ます。
現実にデフレビジネスは、人不足など、かなり影響を受け始めています。
ブラック企業は、すでにビジネスモデルが崩壊して来ているのではないでしょうか。
先日も激安航空会社が、パイロットなど深刻な人不足に陥って、事故の恐れも高まっているそうです。
物の値段は、需要と供給のバランスで決まります。
これはお金が存在しない、人がまだ物々交換をしていたころからの、変わらぬ市場原理です。
政府が税金を掛けたりして、介入しない限り、この原理は変わりません。
このバランスから逸脱した商売は、いずれ淘汰されて行きます。
もちろんデフレビジネスも、一時は上手くその波に乗ったからこそ成功したのですが、世の中の流れが変わりつつあります。
その流れを読み間違えると、生き残れません。
こうして考えると、景気や政治の影響は、私たちの生活に本当に密着しています。
日本は言わずと知れた民主主義国家ですので、自分たちで選んだリーダーが、国の政策を決めます。
もちろん一部の人々が既得権益を守るために、暗躍し腐敗する弊害もありますが、一党独裁国家よりはまだましです。
最近はネットのお陰で、一部のメディアの印象操作の弊害が弱まって来ている実感がありますし、イスラム世界の「アラブの春」などは、その最たるものでしょう。
ネットでいろいろ暴露され、確実に世の中が変わりつつあります。
ブラック企業が、追い込まれたのは、ネットによる影響力も大きかったと思います。
景気や経済は他人事ではありませんし、自分たちで変えられるという実感があれば、自然に政治にも関心が高まり、良い人材も出て来ます。
もちろんネットでも、印象操作が不可能ではありませんが、中国共産党の様な管理体制でもない限りは、完全には難しいでしょう。
露骨な偏向報道や印象操作は、すぐばれます。
思想や言論の自由は保障されるべきですが、客観的な事実に基づかない、悪意ある嘘が、ばれやすい世の中になって来ている。
正しい認識や価値観、フェアな社会、世の中が良い方に向かうのなら、大歓迎です。