冷やしても美味しい
私は汗かきなので、この季節は動くとすぐシャツが汗でべっとりします。
なので一日に何回も着替えなければなりません。
それでも暑い暑いと汗をふきながら、過ごすのは好きです。
大好きな季節ですので、それも嬉しいです。
夏といえば冷やし中華の季節です。
関西では昔、冷やし中華を冷麺と呼んでいましたが、最近では焼肉屋などで出される銀色のボールに入った腰の強い麺、いわゆる韓国冷麺が出て来てからは、関西でも冷やし中華と呼ぶようになった気がします。
家で食べる場合、昔は、家庭用ではミツカンの冷やし中華のつゆくらいしかありませんでしたが、今では沢山のメーカーが出しています。
私はポン酢に近いものよりも、ゴマダレが好きです。
冷やし中華用ではなく、お気に入りのドレッシングのゴマダレに、めんつゆや、ポン酢などをトッピングして自分好みの味に仕上げます。
最近は冷やし中華だけでなく、冷やしラーメンや、冷やしきつねうどんなど、冷やしめんがかなり出回っています。
男性の方に多いと思いますが、私は酢の物が苦手なので(食べれなくはありませんが好んでは食べません)酸味のきつい食べ物は苦手です。
なので以前は、冷やし中華もそんなに好きではなかったのですが、最近の冷やしめんの充実ぶりから、酸味のきいていない味付けがたくさん出回るようになり、好きになりました。
そばやうどんも、ヒガシマルのぶっかけつゆが好きです。
これもいわば、冷やし中華の日本版です。
これらは昔なかった、新しいジャンルです。
トマトのカッペリーニなどの冷製パスタも美味しいですし、サラダパスタも好きです。
日本も以前より暑くなり(世界中ですが)、定番のそうめんやざるそばだけでは、バラエティーがないので、多様な冷やし麺が出てくるのは、食欲不振になりがちな真夏にはとてもありがたいことです。
料理は異文化の融合や、家電などの技術の発達から新しい調理法が生まれるので、これからもどんどん新しい味が出てくるのは当然の結果でしょう。
私は、冷たく冷やした味噌汁も大好きです。
宮崎の冷汁も、まさにそんな感じです。
冷やしおでんや煮物も、いいと思います。
冷やしカレーもありだし、何でもいけます。
考えてみれば本当に美味しい物は、冷めても美味しいので、これからもどんどん研究して、美味しい冷やし食品を増やしてほしいものです。