マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

世代の特徴

ジェネレーションギャップという言葉は、ある程度の年齢になれば、否応なく感じさせられるものです。

それまでは、常識だったと思っていたことが、若い世代にある日突然、「え、なんですかそれ」といわれてしまい、呆然とします。

場合によっては、笑いのネタにされるし、ショックです。

考えてみれば、世の中は常に変化し続けているので、当たり前のことなのですが、少し悲しい気持ちにもなります。

特にそれが、日本の伝統文化ともいえる様な性質のものであればなおさらです。

「長幼の序」などはその代表です。

あまり過剰なのも問題ですが、終身雇用も崩壊し、昔ほどはうるさく言われなくなり、だんだん変わって来ている気がします。

といっても日本人は日本語を話す以上、尊敬語、謙譲語、丁寧語があり、英語の様にすべてタメ口で話す(英語にも多少敬語はありますが)ことはあり得ません。

世間の背景と、あと年相応に成熟していない人が増え、年長者だからといって尊敬されなくなっていることも原因だと思われます。

それはともかく、世代的な特徴は無視できません。

私は、昭和49年生まれのいわゆる「団塊ジュニア」と呼ばれる世代ですが、やはり世代特有の特徴がある気がします。

人間は環境で左右される要素が大きく、世相や流行、時代の雰囲気に影響されます。

それに昔からいわれる干支とかも、結構馬鹿にできない気もします。

ちなみに49年生まれの有名人は、松井秀喜草なぎ剛など、ちょっと地味目です。

1年上はイチローがいますし、2年上の47年は、キムタクや平井堅など、スターの当たり年といわれています。

しかし、全体的に根は地味で生真面目な世代だとは思います。

それに比べ、もう少し上のバブル世代や、もっと上の団塊の世代などは、派手でやんちゃな印象です。

団塊の世代は日本で一番多く、良くも悪くも目立っています。

まさしく時代の影響でしょう。

逆に下に目を移すと、今の30歳前後も派手な印象があります。

彼らの若いときは、ギャルや援交など、ちょっとネジのゆるい、先に述べた今までの日本人とは違う、新人類的なひとが多い印象です。

またその下の20代になると、また地味ですごく真面目な印象に変わります。

これも日本の長い不景気の影響もあるのでしょう。

気が付けばいつの間にか平成生まれが、社会人として普通に働いています。

昭和は長すぎるので、ひとくくりには出来ませんが、昔、大正生まれは昭和生まれにくらべ、人生なめていると聞いたことがあり、大正ロマンの時代と、戦時中に幼少期を過ごした昭和生まれとは、これまたギャップがあるらしいです。

この先時代が流れれば、昭和生まれは、どういった位置づけにされるのか分かりませんが、老害などと、いわれたりあまりネガティブな扱いは勘弁願いたいものです。

その為にも、年相応のちゃんと尊敬される実力を身につけなければならないでしょう。