ひとのニーズに答える
チョコレートの原料である、カカオ豆が不作だそうです。
天候不順がなどが主な原因だそうですが、お蔭でチョコの価格が上がっているそうです。
日本人は欧米以外では一番チョコレートを食べていますが、それでもヨーロッパ人に比べればたいしたことはありません。
ヨーロッパのお菓子に、チョコレートは欠かせません。
もともとカカオは、沢山の効能があり、薬として扱われていました。
貴族の高価な飲み物だったのが、やがて大衆化され今日のお菓子になりました。
あの癖になる味は、カカオの成分なのでしょう。
コカ・コーラも元々は、薬だったと聞きます。
コカ・コーラのコカは、コカの葉のコカで、微量だがコカインを含んでいおり、初期のコーラには本当にコカインが入っていたとの事。
法律で禁止されてからは入っていないようですが、かなり研究して、今でもオリジナルの味を守っているそうです。
コーヒーもそうですが、カフェインに常習性があり、どれも合法的な麻薬のようなものです。
人間だれでも、なにかしらこういった嗜好品を摂っているものですが、健康を害さない限りは問題ないとはいえ、常にその危険性を含んでいます。
広い意味では、薬物依存などもそうでしょう。
逆に売る側からすれば、これほど売りやすい商品はありません。
商売はリピート率が大切ですが、ユーザーが常習すればどんどんもうかります。
常習性や依存性のある商品やサービスを扱えば、そのビジネスは成功しやすい。
私も自分の整体に、なんらかの麻薬成分を入れたいくらいです(笑)
しかし麻薬成分でなくとも、麻薬的な快楽や快感、感動があればそれは可能です。
それとビジネスは人のニーズに、答えなければなりません。
ニーズが無い所でビジネスをしても、まったく報われません。
自分たちの力で、「まいど一号」を打ち上げた東大阪の町工場が、このたび宇宙産業から手を引いたそうです。
理由は「もうからないから」だそうで、=「ニーズが無から」とも言い変えられます。
日本の町工場の技術力の高さを示す素晴らしいお話でしたが、一定の成功(ノウハウや技術力のアピール)を収められたので、残念ですが、これも仕方がない。
いずれまた民間で、宇宙開発をしてくれる企業が出て来て欲しいものです。
確かに今は、「宇宙はもうからない」ですが、これもニーズが出てくれば、一気に「宇宙はもうかる」に変わります。
ひとのニーズに答えていれば、それだけでいいのです。