メキシコの漁師の話が好き
台風一過、本当に良いお天気です。
といっても、関東に台風は来ませんでしたが。
超大型だと言われていたのに、不思議な物です。
友人が今日、船釣り(キス)に行っているのですが、台風一過は大漁になる可能性が高いそうなので羨ましい限りです。
私も今から15年程前に、当時勤めていた職場からみなんで、船釣り(アジ)に行った記憶があります。
真夏の日差しの照りつける中、釣り糸を垂れていたのですが、結果はイマイチでした(小さいのが5,6匹)
しかし、漁船に乗って沖に出るなんて経験は、日頃出来ないので大いに楽しめました。
漁師という職業は、太古の昔からある職業ですが、面白そうだと思いました。
いわば「ハンティング」なので、その日その日で収入が違います。
大漁の時もあれば、ボウズの時もあり、その点、毎日地道な作業の繰り返しの農業とは違い投機的です。
船を持っている人は自営業者で、いわば社長ですし、中にはかなり高収入の人もいます。
燃料費の高騰や、異常気象の影響など大変なことも多いでしょうが、自分のペースで仕事が出来るし、面白そうだし、何より大昔からの基本的な営みの職業なので漁師も良いかも、などと思えて来ましたが、私は寒いのと朝早いのが大の苦手なので、やっぱりあきらめました。
漁師といえば、ネットで良く見る「メキシコの漁師」の話が大好きです。
この話は、ものごとや、お金の本質を見事についています。
お金は目的ではなく、幸せになるための、あくまでも「手段のひとつ」である。
私の中で、年々この考え方の共感率が上がっています。
以前1年間留学した発展途上国フィジーの人達は、貧しいがとても幸せそうでした。
もちろん日本人であることは、世界的に見ても相当幸福な事ですが、私も歳のせいか最近は物欲が無くなって来ているので、フィジーの人たちが羨ましく感じたりもします。
昨日のエナジードリンクもそうですが、先進国にいると、何かとお金を使わされます。
私も昔は、ずいぶん車にお金をつぎ込みました。
カー用品の店は、誘惑が多すぎます。
ワックスなんて光れば何でも良い筈なのに、わざわざハイポリマーワックスにこだわったり、オイルがどうのと、今思えば馬鹿馬鹿しい限りです。
あまりそんな事を言っていると、経済が回らないのでいけませんが、この10年ほどで、自分のお金に対する価値観が随分変わっていることに気付かされます。
お金は、あくまでも幸福になるための「手段のひとつ」であり、工夫次第でいくらでも豊かに暮らせます。