マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

甲子園

台風11号の影響なのか、久しぶりに涼しい日が続いています。

といっても西日本は暴風域に入っているので、単純に喜んでもいられませんが。

この台風の影響で、夏の甲子園も2日ほど順延しているようです。

こんな時、高校球児たちの旅費、滞在費は、大変だろうなと思います。

何となく気になったので、調べてみると、びっくりしました。

なんと地域や生徒数にもよりますが、甲子園で1試合戦うには、1200万円ほど経費が掛かるそうです。

大会本部は、ベンチ入り選手の交通費や宿泊費の一部を支給してくれるそうですが、ベンチ外の部員の経費や、応援団のバスチャーター代や弁当代、入場料は学校の自己負担であり、これも結構な金額になります。

甲子園常連の強豪校なら、後援会などがしっかりしていて、集金力(寄付金集め)があるそうですが、初出場や、めったに出ない学校の場合は苦労するそうです。

もともと道具にお金が掛かるスポーツですし、大変だろうと思います。

学校によっては、5000万や6000万も寄付金を集めるところもあり、甲子園は結構ビックビジネスだと思いました。

そういえば昔、堺にあるリーガロイヤルホテルに仕事で出入りしていた時、高校球児が、宿泊しているのを見ました。

堺から甲子園までは、結構離れていますので、わざわざ球児の為に後援会がロイヤルホテルを用意したのでしょう。

「高校生の癖に、なんて生意気な奴らだ」(羨ましい)と思ったものです。

応援団の費用も掛かり、甲子園の広いアルプススタンドを埋めるために、応援団だけでは空席が埋まらない時は、阪神高速の高架下にのぼりを立て、地元の人にチケットをタダで配って、即席の応援団を編成する学校もあるそうです(甲子園の周りに行けば、タダで観戦出来るかも)

私の現在の実家は西宮ですが、意外と地元だと行かないもので、4年程住みましたが、その間一度も甲子園には行きませんでした(仕事中、営業車で毎日横は通っていましたが)

当時(6年前)は、まだ大改修工事の最中で、名物のツタが全部刈り取られて寂しい感じでした(代わりにツタのパネルが貼ってありました)が、今は工事も終えて、またツタがすくすくと育っている様です。

しかし、大阪在住だった30歳頃までは、職場の友人などに誘われて、時々、阪神の試合には行っていました。

ビールを飲みながら、ひたすら騒ぐだけの時間は、ストレス解消にはもってこいでした(特にヤジを聞くのが楽しい)

甲子園の応援には独特の雰囲気があり、黒土と天然芝はいつみても綺麗です。

関東に来てもう4年、今はTVなどでも阪神の試合を、観る機会がほとんどなくなりましたが、また久しぶりに甲子園に行きたくなりました。