マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

十三どんとこい祭り

台風11号の影響で、強い雨が降っています。

ここ(不動前」)に引っ越してから、早1年以上経ちますが、こんなに降っているのを見るのは初めてです。

しかも、東北では地震まで起きています。

災害多過ぎ。

この週末辺りから、お盆休みが始まった所も多いと思われますが、交通機関もマヒしていて、帰省や旅行の予定が狂っている方も多いのではないでしょうか。

私の大阪の地元、十三の、淀川の花火大会も、今回中止になったようです。

平成元年から始まって、今年でもう26回目になりますが、中止になったのは初めて。

この花火大会は、運営をボランティアや企業などの寄付だけでやって来た歴史があり、いつのまにか大規模になり、大阪中から見物客が増え、良くもこれだけ発展したものだと感心します。

最初は淀川の河川敷で見ていましたが、毎年徐々に有名になり、もう十三駅周辺や商店街は人が多すぎて(塚本駅も)、近づくのも嫌なので、十三に住んでいたころは、家のベランダからも見えたし、役得だと思いながらそこで見ていたのを覚えています。

花火大会が行われる前年までは、「十三どんと来い祭り」が、毎年行われていました。

花火大会も良いですが、私は正直、こちらの方が好きでした。

商店街のパレードと、十三公園のグランドを使っての盆踊り大会。

確か、プロが歌う演歌・歌謡曲調の祭りのテーマソングもあったと思います。

「じゅーそ、よいとこ~♪、どんとこい♪、そーれ!」だったかな?(パレードや盆踊りで、かかっていました)

毎年ゲストに、吉本芸人や、浜村淳さんが来ていました。

そういえば、私が生まれて初めて有名人を見たのが、この「十三どんとこい祭り」でした。

確か小学校1年か2年、もしかしたら幼稚園だったかも知れませんが、外が騒がしいので、いよいよパレードが来たと思い、見に行こうと玄関を出ると、ほんの10メートルほど先に、あの菅原文太さんが、立っていました(私の実家は、商店街のアーケードからすぐでした)

恐らく、パレードにゲストで来ていたのでしょう。

生まれて初めて見る有名人に、本当にびっくりしました。

当時、菅原文太と言えば=「トラック野郎」でしたので、「トラック野郎の人がいる!!」(当時、菅原さんの名前を知らなかった)と、思わず思い立ち尽くしたのを覚えています。

菅原さんは、すらっと背が高くて、本当にかっこよかったです。

このパレードは個性的な出し物が多く、中にはアーケードの屋根擦れ擦れの巨大な物もあり、ぶつかって壊れた物(確か巨大な鯛のハリボテ)もあったと記憶しています。

特に盆踊り会場のある十三公園に、祭りの翌日に行くのが好きで、よく友達と屋台や櫓の周りに落ちている小銭を拾いに行きました(夜は暗くて、お金を落としても分からないので、けっこう落ちていました)

だいたい数百円ですが(中には千円以上拾った人も)、小学生の臨時収入としては、十分でした(財布ではないので、交番に届けようがないし、そのまま頂戴しました)

いつのまにか花火大会も各地で開催され、増え過ぎて、もう正直、食傷気味だし、またあの「どんとこい祭り」の様な形式の祭りを、復活させるのも逆に面白いかもしれないとも思います。