マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

プラスマインド復活

テニスの錦織圭選手が、全米オープンで日本人初の決勝戦進出です。

ついにテニスでも、世界に手が届くところまで来ました。

本当に不可能は、ないのだと感じます。

これまでは正直「日本人には、アスリートとして限界がある」と、なにか共通したネガティブな思いを、信じ込まされていましたが、それがいろいろなスポーツでどんどん破壊されて行きます。

日本人は、身長が低いことや骨格が小さい、手足が短いなど、肉体的な問題がどうしても関わって来ましたが、今回の錦織選手にしてもイチローにしても、結局はマインドが一番大きいと感じさせられます。

古いですが、サッカーのマラドーナ、ペレ、ジーコ選手は、いずれも小柄でしたし、ボクシングのマイクタイソンも、ヘビー級としては小柄でした。

昨今はどんなスポーツでも、選手の大型化が進んでいますが、必ずしも肉体的な優位さだけで勝負が決まるわけでもない様です(錦織圭イチロー共にそれぞれの競技選手としては小柄)

才能ある子供には、どんどん英才教育を受けさせ、国を挙げてサポートしていって欲しい物です。

「マインドが変われば、動きが変わる」

勝てると信じない限り、出来ると信じない限り、何事も成し遂げることは出来ません。

錦織選手もマイケル・チャン(懐かしい名前ですが)コーチに出会ってから、マインドが目に見えて強くなったそうです。

私のイメージでは、戦前の日本人の方が、今よりもずっとマインドが強かった気がします。

明治維新を成し遂げ、近代化を進め、大国である清やロシアを打ち破り、ブラジルやハワイに移民をし、北海道や満州開拓など、国民の体温(熱気や熱意という意味で)も、今よりずっと高かったのではないでしょうか。

戦前の方が、オリンピックなどで活躍する選手のマインドが強かった気がします(あくまで私の中のイメージですが)

自虐史観」という言葉は嫌いですが、戦後の日本人には、少なからずそういった事も、社会全体として少しは影響していたのではないでしょうか。戦前を知る人の中には、戦後の日本人は、軟弱で、馬鹿になったと嘆く人がいるそうですが、歴史を学べば確かにそう感じることがあります。

その意味では、GHQが進めた3S政策は大成功だったと言えるでしょう。

(※3S政策とは、screen(映画)、sports(スポーツ)、sex(性産業)の頭文字を取り、国民の意識を政治に向かわせない様に意図的に誘導する政策で、やがて国民が堕落し衆愚政治になり、国力が低下する)

しかし、軟弱になったものの、日本人の本当の優秀さまでは、失われませんでした。

経済大国にまでなり、その後衰退しながらも、文化や技術で世界から称賛され続けています。

なんにせよ、日本人全体が自信を取り戻し、どんどん本当の力を発揮していって欲しいものです。