マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

モラル

小保方晴子氏が、12月21日付けで理研を退職するそうです。

200回以上成功したと主張していましたが、本人参加での48回に及ぶ理研の検証実験も全て失敗。

今年の1月にSTAP細胞を発表してから1年、これで一応の結末を見ました。

本当に人騒がせな騒動でした。

この騒動で、世界学会における日本の信用も落としましたが、先日、日本人がノーベル賞を3人同時受賞しましたので、なんとか名誉挽回出来て良かったです。

今年は、ネットなどでは佐村河内氏や、野々村元議員など、「レジェンド」と呼ばれる世間をお騒がせした面々が、あまたおられましたので、昨年の今頃の猪瀬元都知事の辞職問題なんて、もう遠い過去の記憶です。

格差社会といわれて久しいですが、私が思うに、最近は豊かさだけでなく、人間の質や器も格差が広がっている気がします。

ノーベル賞を取る人や、若年で世界的に活躍するアスリート、私の周りでも、本当に優秀でしっかりした若者がいる反面、今年の「レジェンドたち」のそれぞれの行いを見ていて、そう感じます。

これはなにも日本だけでなく、朴 槿惠大統領の安倍総理の韓国語の挨拶に、がん無視した会見や、習近平国家主席のこれまた安倍総理の挨拶に、ニコリともしないで目線も合わせない姿勢にも表れています。

普通では考えられない無礼さですが、同時に世界に小物であると宣伝してしまいました。

彼らににすれば国内世論を考えると、とても愛想はふりまけない、という事情は分からなくもないですが、そもそもそう仕向けたのは、当の本人達(政権や反日教育も含め)であり、まさに自縄自縛です。

それと同時に、中韓民度もそこに現れています。

通常、日本や欧米先進国の首脳が、たとえ関係の悪い相手国首脳との会見でも、あんな態度は取りませんし、むしろそれをした方が国民から批判されます。

中国も韓国も儒教を重んじる国家(中国は本家)であり、本来礼節にはうるさいお国柄だったはずなのに、その民度はひどいものです。

日本を含め東アジア諸国は、もういちど「道徳」や「モラル」についての教育を見直した方が良い時期に来ていると思います。

私が小学生の頃、まだあった道徳の教科書には、子供ながらに素晴らしいことが書かれていると感じたのを覚えています。

ところが、ある教師が、その内容をヒステリックにこき下ろしていたのを覚えています(道徳の教科書を「家に帰って捨てろ」とまで言っていたような記憶もあります)

なにも知らない当時の私には、その先生が何を言っているのかまったく理解できませんでした。

しかし、今にして思えば、あの教師は日教組の方針に強い影響を受けた人物だったのかもしれません。

中国共産党も宗教や儒教を否定しています(最近は緩和しているそうですが)

民度が低いと、悪質クレーマーモンスターペアレンツなどが増え、いろいろ生活の上でもストレスが溜まりますし、仕事の生産性も落ち、なにより社会が荒廃します。

景気向上も重要ですが、同時にモラル向上も目指した社会作りや教育が必要だと思います(もちろん私自身も例外ではありませんが)