個性的
風が異様に強いです。
昨日、看板を入れる時、強風が吹いて、看板ごと飛ばされそうになりました。
風が吹くだけで、体感温度がぐっと下がります。
「風を感じる」といえば、マツダがリニューアルしたロードスターを発表しました。
25年前の発売から数えて、これで4代目です。
ツーシーターのオープンで、6速ミッション。
私も昔、オープンカーに乗っていました。スポーツカーのおもひで(ぽろぽろ) - マサオのブログ
オープンカーは実用性の少ない車ですが、私は大好きです。
純粋にドライブを楽しむという意味では、これほど面白い車はありません(ただし、荷物は積めないし、ひとも乗せられませんが)
また機会があれば、いつか乗ってみたいです。
今回の新ロードスターは、見た目は、正直そんなに斬新さは感じられません。
デザインのことは良くわかりませんが、今の自動車はみんな同じような印象を受けます(特に日本車)
昔に比べて、とても洗練されていて、どれもかっこいいのですが、なんというか「新鮮味」や「パンチが足りない」感じがします。
遊び心や冒険心が少ないというか、なんとなく全体的に無難に収まっている感じがします。
これはなにも自動車だけでなく、身の回りの工業製品全般に感じている不満です。
どれもこれも「かっこいい」「おしゃれ」「今風」でも、なぜか物足りない。
こう感じているのは、私だけでしょうか?
なんか「ツマラナイ」のです。
デザインは、その時代を反映する鏡のようなものですが、今の時代は「綺麗だけど無個性」という印象です。
そういうのでは、私はハマれません。
人間もデザインも、少々野暮ったくても、個性的な方が好きです。
なんというか、「味のある」の物やひとが好きです。
最近は、食べ物の好みもそうなって来ているかもしれません。
今まで美味しかったものが、徐々にそうでなくなり、昔ながらのシンプルで素朴なものが好きになって来ました(特に和食)
昔は「質実剛健」という言葉に、あまりポジティブな印象がなかったのですが、それも変わって来ています。
実は変わったのではなく、本来自分はそういう性格(もしくはそうありたい)で、自分の中にある意識に自信を深めたというか、歳と共に頑固になって来ているというべきかもしれません。
世間体など、人目がどんどん気にならなくなっている自分がいて面白いです。
その方がストレスも少なくて済みますし、生活の幸福度も上がります。
しかし、あまり行き過ぎるのも問題ですし、何よりバランスが大切ですが。